wiki:AquesTalkProtoShieldJumper

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ジャンパ設定

AquesTalkプロトシールドには、さまざまなジャンパ設定箇所があります。 これらの設定について解説いたします。


【I2C接続】

●通信モード設定
黒マーク(JP10 SM0)のジャンパ:このジャンパでAqustTalk Pico LSIの通信モードがI2Cになります。

●信号線接続
・Arduino Uno R3,Arduino Mega 2560 R3,Ardino Leonardoなどの場合
赤マーク(JP5左 2個)のジャンパ:Arduino とAqustTalk Pico LSIがI2Cで接続されます。

・Arduino Uno 初代/R2,Duemilanoveなどの場合
橙マーク(JP12 2個)のジャンパ:Arduino とAqustTalk Pico LSIがI2Cで接続されます。

・共通
青マーク(JP5右 2個)のジャンパのピンを接続すると、I2Cのラインに繋がったプルアップ抵抗が有効になります。


【SPI接続】

●通信モード設定
黒マーク(JP10 SM0,SM1)のジャンパ:

SM1のみ AqustTalk Pico LSIの通信モードがSPI-MODE3になります。

SM0,SM1両方 AqustTalk Pico LSIの通信モードがSPI-MODE0になります。

●信号線接続
・Arduino Uno 初代/R2/R3, Arduino Duemilanoveなどの場合
桃マーク(JP6 3個)のジャンパ:Arduino とAqustTalk Pico LSIがSPIで接続されます。

・Arduino Uno , Arduino Duemilanove, Arduino Mega 2560, Arduino Leonardoなどの場合
紫マーク(JP11 3個)のジャンパ:Arduino とAqustTalk Pico LSIがSPIで接続されます。
ただし、(ICSP端子 3個)に2x3ピンソケットを付ける必要があります。

・共通
青マーク(JP7 SS)とArduinoのI/Oピンのいずれか(灰マーク)に接続します。 他のSPI接続デバイスと競合が無ければD10を使うのが一般的です。


【シリアル接続】

●通信モード設定
JP10 :SM0,SM1ともにジャンパなしでAqustTalk Pico LSIの通信モードがシリアルになります。

●信号線接続
青マーク(JP8 2個)に写真の向き(縦)にジャンパ:Arduino とAqustTalk Pico LSIがシリアルで接続されます。
この2つを横向きにジャンパするとTxとRxが入れ替わり、USBシリアルとAqustTalk Pico LSIがシリアルで接続されます。


【LSIチップ選択】

赤のジャンパ:ATP3010F4-PU,ATP3011F4-PU, ATP3011F1-PU, ATP3011M6-PU, ATP3011R4-PU
青のジャンパ:ATP3012F5-PU

ATP3010/ATP3011とATP1012で、PMODE1と音声出力のピンが入れ替わっている事と音声フィルタの要/不要の違いを吸収しています。

ATP3010/ATP3011で、コマンド入力モードを使用する場合は、このようなジャンパに省略する事が出来ます。


【動作モード選択】

ジャンパなし:コマンド入力モード
PM0のみ:セーフモード
PM1のみ:スタンドアロンモード
PM0,PM1両方:デモモード
各モードの詳細については、AqustTalk Pico LSIのデータシートを御覧下さい。


【その他のジャンパの機能】

●JP7
ここにはそれぞれ個別の機能のピンが引き出されています。必要に応じてArduinoの任意のI/Oピンへ接続してください。
・SS : SPIモード時のSSピンが引き出されています。
・TIN: ArduinoのTONE関数などで生成した音声を、AqustTalk Pico LSIの出力とミックスするための端子です。
・BZY: AqustTalk Pico LSIが音声出力中にLOWになります。右上のLEDにも繋がっています。
・TST: テスト用端子です。通常使用しません。
・SLP: この端子をLOWにすると、AqustTalk Pico LSIがスリープモードになります。
・SW : 基板右上のタクトスイッチに繋がっています。Arduinoで、ちょっとした入力をしたい時に便利です。スイッチが押されるとGNDに繋がります。プルアップ抵抗はありません。

●JP13
ここには、スタンドアロンモードで使用するピンが引き出されています。
・PC3~PC0: キー入力ピンです。複数の組み合わせにも対応しています。
・GND: キー入力ピンをGNDにショートする事で、組み合わせに応じた音声が再生されます。
・VCC: +5V電源です。仕様上は不要ですが、キー入力の組み合わせを接続先のマイコンなどで生成したい場合などの電源供給に便利です。

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