wiki:Conta_Base_Shield

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2017.12.15



Contaシリーズの使い方

Conta規格とは、breakout基板の外形・コネクタ・信号配列などに一定の規約を設けることで、各基板間の相互接続性を確保するための規格です。


Contaベースシールド

Contaベースシールドは、センサなどを乗せた小型基板(Contaモジュール)を、Arduinoや互換機に繋ぐためのシールドです。最大6つのモジュールを同時接続できます。
Contaモジュールとシールドは、I2C・SPI・アナログ/デジタル入力(汎用IO)による接続が可能で、複数のモジュール、複数のインターフェースが共存可能です。

  • Contaベースシールドにはレベルシフタが搭載されていないので、各信号端子の耐電圧はホストシステムとContaモジュールのICの性能に依存します。5V系と3.3V系の回路が混在する運用時には注意が必要です。

  • M1~M6にはConta モジュールがさせます。

  • 各モジュールのI2Cバスは全て共通です。
  • I2Cのモジュールは同時に6つ使えます。
  • I2Cバスのプルアップ抵抗は実装済みです。(2.2kΩ)
  • M1~M6のIO4はD2~D7に繋がってます。
  • 各IO4にはプルアップ抵抗が実装されてます。(4.7kΩ)

  • SPIバスは2グループあります。
  • SPIバスのモジュールは同時に2つ使えます。(各グループで1つづつ)
  • M1/M3/M5がAグループです。(SS信号A)
  • M2/M4/M6がBグループです。(SS信号B)
  • AグループのSSはD10、BグループのSSはD9に繋がってます。
  • その他の信号は両グループ共通です。

  • 汎用IOにはアナログ入力、シリアル通信が設置されています。
  • M1~M6のIO1はA0~A5につながってます。
  • 全モジュールのIO2はバス状にTXに繋がってます。
  • 全モジュールのIO3はバス状にRXに繋がってます。
  • 各モジュールのIO2端子及びIO3端子は、基板裏のジャンパカットでバスから切り離せます。



Conta™ 照度・近接一体型センサモジュール RPR-0521RS搭載

Conta 照度・近接一体型センサモジュール RPR-0521RS搭載は、可視光と赤外線に対応した照度センサ(ALS)と、100mm程度までの近接センサ(PS)が搭載されたセンサモジュールです。

  • このモジュールは3.3VのI2Cバスで動作するので、システムの基本構成は「Arduino UNO(5V) + Conta ベースシールド + 照度・近接一体型センサモジュール」で動作します。
  • 本モジュールはM1~M6のどの位置に刺しても動作します。
  • 本モジュールはスレーブアドレスが変更できないので、同時に複数接続できません。


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