| 89 | | たとえば、[http://www.ladyada.net/library/smt/laserstencils.html Adafruitさん]がやっています。 |
| 90 | | ここでは、カプトンフィルム（ポリイミドフィルム）を使っています。カプトンは熱を加えても融けないため、開口部の周囲が盛り上がってしまう事がありません。 |
| 91 | | これは利点ですが、カプトンは高価なのが難点です。また、融けない＝燃やして穴を開けるため、ピッチが細かい物はうまくいかないようです。 |
| 92 | | カプトンを加熱すると有毒ガスが出てくるのもイヤです。 |
| 93 | | カプトンの代わりにPETフィルムを使うと、開口部の周囲が盛り上がる、開いた穴が融けて再融着してしまうという問題があります。 |
| 94 | | |
| 95 | | 2. カッティングプロッタ[[BR]] |
| 96 | | たとえば、[http://www.instructables.com/id/Create-Solder-Paste-Stencils-with-Cricut/ Instructables]でも、先人ががんばっています。 |
| 97 | | この手法では、データの処理に割りと手作業が多いのが難点です。 |
| 98 | | また、カッティングプロッタの機種のせいか、精度が低くて四角が楕円になってるのが問題です。 |
| | 87 | たとえば、[http://www.ladyada.net/library/smt/laserstencils.html Adafruitさん]がやっています。 |
| | 88 | ここでは、カプトンフィルム（ポリイミドフィルム）を使っています。カプトンは熱を加えても融けないため、開口部の周囲が盛り上がってしまう事がありません。 |
| | 89 | これは利点ですが、カプトンは高価なのが難点です。また、融けない＝燃やして穴を開けるため、ピッチが細かい物はうまくいかないようです。 |
| | 90 | カプトンを加熱すると有毒ガスが出てくるのもイヤです。 |
| | 91 | カプトンの代わりにPETフィルムを使うと、開口部の周囲が盛り上がる、開いた穴が融けて再融着してしまうという問題があります。 |
| | 92 | 1. カッティングプロッタ[[BR]] |
| | 93 | たとえば、[http://www.instructables.com/id/Create-Solder-Paste-Stencils-with-Cricut/ Instructables]でも、先人ががんばっています。 |
| | 94 | この手法では、データの処理に割りと手作業が多いのが難点です。 |
| | 95 | また、カッティングプロッタの機種のせいか、精度が低くて四角が楕円になってるのが問題です。 |
| 103 | | 試作用ステンシル用の素材として、以下の5種類を試しました。 |
| 104 | | - PETフィルム（マイラー）：硬くて切り抜けない。100μmくらいが限度。硬いので、細かい部分が折れやすい。隣のパッドとつながる。[[BR]] |
| 105 | | - 塩化ビニール：伸びる。アルコールに弱い。 |
| 106 | | - ラミネートパウチ用フィルム（PET＋塩化ビニル）：塩ビの層がネチャついて、切り抜けない事がある。同じ厚さのPETよりも切りやすいぶん、弱く、すぐにダメになる。アルコールに弱い。PETと塩ビの層がはがれる。 |
| 107 | | - カプトン：高額 |
| 108 | | - ポリプロピレン合成紙：水やアルコールに強い。願わくば、表面がツルツルだといい。 |
| 109 | | 現在のところそれぞれ上記のような理由で、ポリプロピレン合成紙を使用しています。ポリプロピレン合成紙は[http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=822 こちら]からご購入いただけます。 |
| | 100 | |
| | 101 | - 燐青銅板[[BR]] |
| | 102 | エッチングまたはCNCミルで穴を開ける。 |
| | 103 | エッチングは、表裏のマスクの位置合わせが大変、ピッチが細かいと無理、廃液処理が大変。 |
| | 104 | CNCは開口部が丸くなる、高価なエンドミルがどんどんダメになる。 |
| | 105 | - PETフィルム（マイラー）[[BR]] |
| | 106 | 硬くて切り抜けない。100μmくらいが限度。硬いので、細かい部分が折れやすい。隣のパッドとつながる。 |
| | 107 | - 塩化ビニール[[BR]] |
| | 108 | 伸びる。アルコール等の薬品に弱い。 |
| | 109 | - ラミネートパウチ用フィルム（PET＋塩化ビニル）[[BR]] |
| | 110 | 塩ビの層がネチャついて、切り抜けない事がある。同じ厚さのPETよりも切りやすいぶん、弱く、すぐにダメになる。 |
| | 111 | アルコール等の薬品に弱い。PETと塩ビの層がはがれる。 |
| | 112 | - カプトンフィルム（ポリイミドフィルム）[[BR]] |
| | 113 | 高価、加熱すると有毒ガスが出る |
| | 114 | - ポリプロピレン合成紙[[BR]] |
| | 115 | 水やアルコールに強い。願わくば、表面がツルツルだといい。切り口はぼそぼそしていて、あまり綺麗ではない。 |
| | 116 | |
| | 117 | 現在のところそれぞれ上記のような理由で、ポリプロピレン合成紙を使用しています。[http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=822 ポリプロピレン合成紙はこちらからご購入]いただけます。 |
