wiki:Delete_device_driver

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Windows7で使わないCOMポートを削除する

FTDIのUSBシリアル変換チップ(FT232RやFT231Xなど)が載った基板をWindows PCに接続していると基板の数だけCOMポートが増えてしまうので、他の基板を接続した時にCOMポートの番号がすごく大きな数字になってしまい、使おうと思っていたソフトウェアで使えなくなってしまうことがあります。例えばScratchで使えるCOMポートは32番までです。

ここでは、使わないCOMポートを削除することにより若いCOMポート番号を空ける方法を書いておきます。対象のWindowsはWindows 7です。

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動するため、スタートメニューの一番下にある「プログラムとファイルの検索」の欄に「cmd」と入力してSHIFTキーとCTRLキーを押しながらEnterキーを押します。
  2. ユーザーアカウント制御(UAC)がオンになっている場合、実行していいかのダイアログが出るので「はい(Y)」を押します。
  3. set devmgr_show_nonpresent_devices=1 と入力してEnterを押します。コピーしてペースト(右クリックメニューから「貼り付け」)でもいいです。
  4. devmgmt.msc と入力してEnterを押します。デバイスマネージャが起動します。
  5. デバイスマネージャの[表示]-[非表示のデバイスの表示(W)]にチェックが入った状態にします。
  6. 「ポート(COMとLPT)」をクリックすると、ツリーが展開されて接続されていないものも含めて全ての登録されているデバイスが表示されるので、いらないデバイスを右クリックして、削除を選びます。
  7. 「デバイスのアンインストールの確認」ダイアログが出るので、OKを押します。なお、ここで「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」をチェックすると、デバイスドライバ自体を削除できます。
  8. これでCOMポートが一つ空きました。他にも空けたいCOMポートがある場合は、7番の作業を繰り返します。

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