Changes between Version 6 and Version 7 of ESP-DOOR
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ESP-DOOR
v6 v7 1 1 == ESPr Door Seonsor の使い方 == 2 2 3 [[Image(2741-1.JPG, 300)]]3 [[Image(2741-1.JPG,200)]] 4 4 5 ESP-WROOM-02 Wi-Fiモジュールとリードスイッチを搭載したドアセンサです。もともとはトイレのドアに設置することを目的に設計しました。ドアの動作によってはうまく情報が取れない可能性もありますのでご注意ください。(4.動作説明参照)また、本製品はドアの開閉時に必ずリセットがかかる仕様になっていますので本製品自体にサーバー機能を持たせて運用することはできません。センサからの情報を受け取るホストを別途用意する必要があります。 5 [https://www.switch-science.com/catalog/2346/ ESP-WROOM-02 Wi-Fiモジュール]とリードスイッチを搭載したドアセンサです。公共施設にあるようなトイレの個室ドアに設置することを目的に設計しました。ドアの動作によってはうまく情報が取れない可能性もありますのでご注意ください。(4.動作説明参照) また、本製品は待機時の消費電力を抑えるため、ドアの開閉時に必ずリセットがかかる仕様になっていますので本製品自体にサーバー機能を持たせて運用することはできません。センサからの情報を受け取るホストを別途用意する必要があります。 6 7 [[Image(2741-10.JPG,500)]][[BR]] 8 トイレの個室ドアに設置した様子。[[BR]] 6 9 7 10 === 1.電源 === 8 11 9 電源 はMicro USBケーブル(下図赤枠)もしくはリチウムイオン電池(下図緑枠)を使用します。その他にVin端子(下図青枠)に乾電池などの電源(3.7 V~6.0 V)をつなげることもできます。Vin端子とリチウムイオン電池用PHコネクタの間には保護用のダイオードが入っていないので同時に接続はできません。リチウムイオン電池の充電機能はありません。[[BR]]12 電源供給にはMicro USBケーブル(下図赤枠)もしくはリチウムイオン電池(下図緑枠)を使用します。その他にVin端子(下図青枠)に乾電池などの電源(3.7 V~6.0 V)をつなげることもできます。Vin端子とリチウムイオン電池用PHコネクタの間には保護用のダイオードが入っていないので同時に接続はできません。リチウムイオン電池の充電機能、低電圧検知機能はありません。[[BR]] 10 13 [[Image(2741-6.JPG,300)]][[BR]] 11 14 … … 23 26 24 27 FTDI USBシリアル変換アダプターからはESPr Door Sensorに給電しないようになっています。プログラムの書き換え時は基板本体の電源とFTDI USBシリアル変換アダプター用のMicro USBケーブルをご用意ください。[[BR]] 25 プログラムを書き換えるためにはESPr Door Sensor 状のジャンパソケットを'''PROG'''と書かれた側に接続してください。書き込んだプログラムを実行する場合は'''RUN'''と書かれた側に接続してください。ジャンパソケットをどちらにも繋がなかった場合は実行モードになります。[[BR]]28 プログラムを書き換えるためにはESPr Door Sensor上のジャンパソケットを'''PROG'''と書かれた側に接続してください。書き込んだプログラムを実行する場合は'''RUN'''と書かれた側に接続してください。ジャンパソケットをどちらにも繋がなかった場合は実行モードになります。[[BR]] 26 29 27 30 … … 43 46 === 4.動作説明 === 44 47 45 本製品はトイレの ドアに設置することを目的に設計されています。通常時にドアが開いていて、使用時に閉じるドアに設置します。[[BR]]48 本製品はトイレの個室ドアに設置することを目的に設計されています。通常時にドアが開いていて、使用時に閉じるドアに設置します。[[BR]] 46 49 リードスイッチに磁石が接近するとESP-WROOM-02がリセットされます。また、接近していた磁石がリードスイッチから離れた瞬間にもESP-WROOM-02がリセットされます。[[BR]] 47 50 … … 51 54 3.トイレのドアが開くとリセットがかかります。この時GPIO5に接続されているリードスイッチの値を読むとHIGHになっていいます。Wi-Fiに接続してサーバーにドアが開いたことを送信します。[[BR]] 52 55 4.情報送信後はDeepSleepモードに入り消費電力を抑えます。[[BR]] 53 5.DeepSleepモードで設定したタイミングで定期的にリセットがかかります。その度にWi-Fiに接続してサーバーにドアの状態を送信します。[[BR]]54 56 55 57 上記の1、3ではドアの開閉時にWi-Fiに接続して情報を送信していますが、接続から送信までには数秒かかりますので、トイレのドアのように開閉の状態が少なくとも十数秒以上続くようなドアでないとうまく情報を送ることができません。閉じている状態が数秒しか続かないドアでは情報の送信の前にリセットがかかってしまう可能性があります。[[BR]] … … 60 62 61 63 64 バッテリーの管理IC等は搭載していませんが、代わりにバッテリーの電圧を抵抗分圧で約1/10にしたものをESP-WROOM-02のアナログ入力ピンに入力しています。ESP-WROOM-02のADCは入力電圧範囲が0~1 Vで分解能が10bitです。A/D変換された値が378だった場合、378/1023 * 1 = 0.37 Vが入力電圧です。その10倍がバッテリーの電圧ですので、バッテリー電圧は3.7Vとなります。抵抗分圧した電圧なので精度はよくありませんが、バッテリー残量のおおよその目安にすることができます。 65 62 66 === 5.サンプルスケッチ === 63 67 64 [https://github.com/SWITCHSCIENCE/samplecodes/tree/master/ESPr_Door_Sensor/ESPr_Door_sample サンプルスケッチはこちら(GitHub)] 68 [https://github.com/SWITCHSCIENCE/samplecodes/tree/master/ESPr_Door_Sensor/ESPr_Door_test 動作確認用簡易サンプルスケッチ(GitHub) 69 このサンプルスケッチではリードスイッチによるリセットが正常にかかるかを確認しています。[[BR]] 70 リードスイッチに磁石を近づけると、リセットがかかりLEDが一回短く光ります。[[BR]] 71 リードスイッチに磁石が近づいた状態から遠ざけると、リセットがかかりLEDが三回短く点滅します。[[BR]] 72 光った後はDeepSleepモードに入り次にリセットがかかるまで待機します。[[BR]] 73 このサンプルの動作が本製品の基本です。ここにWi-Fiでの通信機能などを追加することでドアセンサとして使用することができます。[[BR]] 74 Wi-Fiの通信機能を追加したサンプルが次のスケッチです。[[BR]] 65 75 66 このサンプルスケッチではドアが開閉するたびにホストにGETコマンドを送信します。[[BR]] 76 [https://github.com/SWITCHSCIENCE/samplecodes/tree/master/ESPr_Door_Sensor/ESPr_Door_sample 実用サンプルスケッチ(GitHub)] 77 78 このサンプルスケッチではドアが開閉するたびにホストにGETを送信します。(ドアの開閉状態とバッテリー電圧情報を送信)[[BR]] 67 79 ドアが開いている間はDeepSleepモードで待機します。(ドアが閉じるまで待機)[[BR]] 68 80 ドアが閉じている間はDeepSleepモードで待機します。(1分ごとにリセットがかかりGETコマンドを送信)[[BR]]