=== ESP-WROOM-02 Arduino互換ボードのデジタルIOの番号について === [https://www.switch-science.com/catalog/2620/ ESP-WROOM-02 Arduino互換ボード]はWi-Fiモジュール[https://www.switch-science.com/catalog/2346/ ESP-WROOM-02]をArduinoフォームファクタの基板に搭載してArduinoと同じように使えるようにしたボードです。ただし、Arduino Uno R3等と比べるとデジタルIOの数が少ないため重複して割り当てられているピンがあります。[[BR]] [[Image(esp-arudino1.jpg)]] Arduino互換機であるので下の図の赤枠の様にArduinoでのピン番号が記されています。[[BR]] 下図の右から左に向かって順番にD0,D1,D2,D3と記されています。[[BR]] [[Image(esp-arduino2.jpg)]] ただし、これはあくまでもArduino Uno等との対応に過ぎませんので、開発を行う際には下図の緑枠の中の番号でピン番号を指定していただく必要があります。[[BR]] [[Image(esp-arduino3.jpg)]] 例えば下のようなスケッチを作成した場合、出力に設定されるのは'''5'''番ピンですが、この'''5'''というのは緑枠の中の'''IO5'''を指します。これは赤枠の中で言うところの'''D6'''に該当します。[[BR]] {{{ void setup(){ pinMode(5,OUTPUT); } void loop(){ digitalWrite(5,HIGH); delay(1000); digitalWrite(5,LOW); delay(1000); } }}} 同じく赤枠で囲まれたLEDにはD13という番号が割り当てられていますが、これはIO14です。よってこのLEDを光らせるためにはArduino IDEで14番を指定する必要があります。[[BR]] [[BR]] 最初に書いたとおり重複して割り当てられているピンがあります。例えばIO14はD7とD13の二ヶ所に、IO4はD5とSDAの二ヶ所に割り当てられています。[[BR]] こういった割り当ての説明のために、Arduinoのピン番号も併記したのですが、逆に紛らわしくなってしまいました。