wiki:MailAsPacket

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メール便は荷物です

技術的な話とは全然関係ない話。

商品の発送に、ヤマト運輸のメール便を多用しています。 A4版厚さ2cmを速達にして260円。荷物の追跡もできる。速達は速い!ポストに配達だから、お客様が在宅じゃなくても大丈夫。素晴らしいです。 厚さ2cmってのがちょっと厳しくて、薄っぺらい商品に偏りがちだけどね。 日本郵便のEXPACK500に相当するメニューが欲しいなあ。 あと、小さな欠点は、荷物の追跡の制度が荒い。荷受けの次にいきなり配達完了になったりします。

さて、メール便はあくまでも荷物です。「メール」なのに「荷物」だなんて、何か矛盾を感じます。 日本語の「メール」は、何かをぼやかす表現なのでしょう。 つまり、「信書」の問題。 信書の配達は、基本的には日本郵便以外には許可されていない。 大義名分は、信書のユニバーサルサービスを守るため。 でも、どうやら、日本郵便の独占と既得権を守るためでもあるらしい。 それなのに、日本郵便の関係者からも、ヤマト運輸からも文句を言われまくる総務省もかわいそう。

悩ましいこと:メール便で請求書を送ることができるか?

答から先に。

  • 請求書だけを送るのは信書と判断されるので、メール便はダメ。
  • でも、荷物=商品を送るときに請求書を同封するのは、メール便でも大丈夫。

不思議。郵便法第5条第3項によって、「貨物に添付する無封の添え状又は送り状」は例外扱いされているそうです。 無封ってのがよくわかりませんが、たとえば請求書を封筒に入れて糊で閉じたのはダメってことです。 どうせ荷物の箱の外側を封するのだから、中の封筒が封してあってもしてなくても同じだろって常識的には思いますが、法律はそうではないみたいです。 へんなの。

(2008/8/5 - sgk)

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