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Bluetooth物理フリック入力キーボードの組み立て方

Bluetooth物理フリックキーボードの組み立て方、使い方を説明します。

部品表

Bluetooth物理フリック入力キーボードの基板に搭載されている部品は以下の通りです。タクトスイッチとジョイスティックははんだ付けする必要があります。

名称型番個数部品番号はんだ付け済
チップ抵抗(1608)470Ω1R12
チップ抵抗(1608)1kΩ1R13
チップ抵抗(1608)10kΩ12R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9,R10,R11,R14
チップコンデンサ(1608)0.1uF7C1,C2,C3,C4,C5,C8,C9
チップコンデンサ(2012)10uF2C6,C7
BluetoothモジュールRN-42-I/RM1U18
ピンソケット15ピンM15LOCK2JP1,JP2
A/D変換-I2CMCP3008-I/SL3U13,U14,U15
GPIO-I2CMCP23017-E/SO1U16
電源ICXC6210B332MR-G 1U17
タクトスイッチSKHHDJA0108SW1,SW2,SW3,SW4,SW5,SW6,SW7,SW8
ジョイスティックJOYSTICK12U1,U2,U3,U4,U5,U6,U7,U8,U9,U10,U11,U12

このほかに、キットには

Arduino Nano1個
miniUSBケーブル1本
フリックするキーのキートップ(サンプル)12個
フリックしないキーのキートップ(サンプル)8個
タクトスイッチ用サポート部品(サンプル)2個
タクトスイッチ用サポート部品用ネジとナット4個ずつ

が入っています。

組み立て方

  1. ジョイスティックに付いている黒いキャップを外します。
  2. キットに入っている基板にジョイスティックとタクトスイッチをはんだ付けします。どちらのスイッチも基板にスイッチの外形が印刷されている側から差し込んで、基板の裏側からはんだ付けします。
  3. タクトスイッチ用サポート部品をタクトスイッチにかぶせてネジ止めします。
  4. キートップをジョイスティックとタクトスイッチにはめます。
  5. Arduiono Nanoを差し込みます。

使い方

  1. Arduiono NanoにMini USBコネクタをつないで電源を供給します。
  2. スマートフォン(もしくはBluetoothキーボード対応機器)でBluetooth機器を検索します。
  3. "Keyboard"、"MY_PHYSICAL_FLICK_KEYBOARD"などの名前(BluetoothモジュールのMAC IDの下4桁の場合もあります)で見つかるはずなので、スマートフォン上で接続します。
  4. ローマ字入力の外部物理キーボードとして使えます。

注意点

  • https://github.com/SWITCHSCIENCE/mozc-devices/tree/master/mozc-furikku#rn42-configuration にあるRN-42の設定は済ませてあります。
  • PINコードを聞かれることはないと思いますが、もし聞かれたら1234を入力してください。
  • Arduino Nanoにスケッチを書く場合はBluetooth物理フリック入力キーボード基板から取り外してからにしてください。壊れはしませんが、書くのに失敗します。

公開しているデータ

回路図(pdf)
キートップのpdfデータ
ジョイスティック用キートップのSTLデータ
タクトスイッチ用キートップのSTLデータ
タクトスイッチ用サポート部品のSTLデータ
ケースのSTLデータ
スイッチサイエンスのGithubリポジトリ

ジョイスティック/タクトスイッチの場所と回路上での接続の対応表

Attachments (4)

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