Changes between Version 2 and Version 3 of TSL2561


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Dec 25, 2015 3:51:32 PM (8 years ago)
Author:
kishida
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  • TSL2561

    v2 v3  
    1 現在こちらのページで販売中の[https://www.switch-science.com/catalog/2498/ TSL2561デジタル光センサボード]の説明ページです。
     1現在[https://www.switch-science.com/catalog/2498/ こちらのページで販売中のTSL2561デジタル光センサボード]の説明ページです。
    22TSL2561はデジタル出力の光センサーです。
    33
     
    66
    77デーシートに記載されている詳細説明を意訳したものを載せます。※内容の正確さについては保証いたしかねます。
    8 "
    9 TSL2560とTSL2561は次世代型の光センサデバイスです。どちらの製品も2つのアナログ・デジタルコンバーター(ADC)を搭載し、2つのフォトダイオードからの電流を積分します。両チャンネルの積分は同時に行われます。A/D変換サイクルが終わると、変換結果はChannel0とChannel1レジスタにそれぞれ送られます。送信はデータが完全なままであるのを保証するためにダブルバッファリングされています。この送信の後、デバイスは自動的に次の積分(測定)サイクルに入ります。
    10 
    11 デバイスとの通信はI^2^CまたはSMBus通信によって独立して成し遂げられます。よって、TSL256xデバイスはマイクロコントローラや組み込みのコントーローラと簡単に接続できます。
    12 
     8{{{
     9TSL2560とTSL2561は次世代型の光センサデバイスです。どちらの製品も2つのアナログ・デジタルコンバーター(ADC)を搭載し、2つのフォトダイオードからの電流を積分します。
     10両チャンネルの積分は同時に行われます。A/D変換サイクルが終わると、変換結果はChannel0とChannel1レジスタにそれぞれ送られます。
     11送信はデータが完全なままであるのを保証するためにダブルバッファリングされています。この送信の後、デバイスは自動的に次の積分(測定)サイクルに入ります。
     12デバイスとの通信はI2CまたはSMBus通信によって独立して行われます。よって、TSL256xデバイスはマイクロコントローラや組み込みのコントーローラと簡単に接続できます。
    1313信号品質のために外部回路を必要としないので、基板面積を大幅に節約できます。
    14 
    1514TSL256xはデジタル出力であるため、出力はアナログ信号と比較してノイズに耐性があります。
    16 
    17 TSL256xは割り込み機能にも対応し、センサが光強度測定をするのを待つ必要性を排除することでシステムを簡便化できます。割り込み機能の主要な使い方は光強度の有意な変化を検知することです。検知する変化量はユーザーが光強度と時間で指定したり、光強度の不変さによって指定したりできます。
     15TSL256xは割り込み機能にも対応し、センサが光強度測定をするのを待つ必要性を排除することでシステムを簡便化できます。
     16割り込み機能の主要な使い方は光強度の有意な変化を検知することです。
     17検知する変化量はユーザーが光強度と時間で指定したり、光強度の不変さによって指定したりできます。
    1818TSL2561は現在の光量からの強弱方向への変化量に対して閾値を設定することができます。
    19 割り込みは測定値がこれらの閾値を超えた時に生成されます。"
     19割り込みは測定値がこれらの閾値を超えた時に生成されます。
     20}}}
    2021
    2122また、Adafruitからライブラリが公開されています。リンク([https://github.com/adafruit/TSL2561-Arduino-Library github])
     
    3536脚注にあるように、I^2^C通信では簡略化して行われます。[[BR]]
    3637結果として一般的なI^2^C通信と大きな違いはありません。
     38
    3739[[Image(tsl2561_fig16.png,500)]]
    3840
     
    5456脚注にあるように、I^2^C通信では簡略化して行われます。[[BR]]
    5557結果として一般的なI^2^C通信と大きな違いはありません。
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    5659[[Image(tsl2561_fig17.png,500)]]
    5760
     
    8285下図のように配線してください。(実体配線図)
    8386
     87[[Image(tsl2561_haisen.png,500)]]
     88
    8489また、Arduinoのanalogピンの部分に次のように設置することもできます。
    8590この場合、ピンの入出力設定を書く必要があります。
     
    8893== 計算方法 ==
    8994
    90 取得した測定値を指揮に代入することで、照度(単位:lux(ルクス))を正確に求めることができます。
    91 データシートに記載されている式を抜粋します。
     95元々、TSL2561は液晶の輝度制御などに持ちられることを想定しているため、人間の目の感度特性に近い測定ができるように工夫がされています。[[BR]]
     96大雑把に言えば、[[BR]]
     97 1.もともと光センサというのは赤外線領域に対しての感度が強くなる
     98
     99 2.赤外線が強い環境では感覚とは違う測定値が出てしまう
     100
     101 3.そこで、赤外線と可視光のどちらも測定可能なCH0の測定値から、赤外線を中心的にを測定するCH1の測定値を引き算する
     102
     103というものです。[[BR]]
     104なので、取得した測定値を式に代入することで、照度(単位:lux(ルクス))を正確に求めることができます。
     105
     106どういう式を用いるかについて、データシートを元に示します。
     107販売しているのはCSパッケージです。
     108{{{
     1091. 0 < CH1/CH0  0.52
     110 Lux = 0.0315  CH0 − 0.0593  CH0  ((CH1/CH0)^(1.4))
     1112. 0.52 < CH1/CH0  0.65
     112 Lux = 0.0229  CH0 − 0.0291  CH1
     1133. 0.65 < CH1/CH0  0.80
     114 Lux = 0.0157  CH0 − 0.0180  CH1
     1154. 0.80 < CH1/CH0  1.30
     116 Lux = 0.00338  CH0 − 0.00260  CH1
     1175. CH1/CH0 > 1.30
     118 Lux = 0
     119}}}
     120実装例については、長くなってしまうため、ライブラリを直接御覧ください。
    92121
    93122== 動作サンプル ==