wiki:ir-remote-plug-kit

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動いている様子

作り方をシンプルに説明したドキュメント(キットに同梱)

irリモコンプラグキットについて

これは赤外線LEDとヘッドフォンプラグのセットです。
これを組み合わせて赤外線を発するヘッドフォンプラグを作る事ができます。

これをiPhoneに差し込んで、アプリDSLR.botをインストールすれば
iPhoneがデジタルカメラ用のリモコンになります。(*対応カメラは後述)

DSLR.bot ( URL: http://www.dslrbot.com/ )は
Studio !CanvasのAntonio A SantiagoさんがiTunesで450円で販売しています。
DSLR.botの作者さんにリンクと紹介上げるけど良いですか、と聞いたところ了解してくださいました。

内容物の説明

このキットにはLED2つとヘッドフォンプラグ1つが入っています。

・赤外線LED x 2
・ヘッドフォンプラグ

LEDの足の長い方が+で短い方がマイナスです。
透明部分の奥を見ると+とーで形が違っていることが分かります。
この違いを目印に進めると間違いが少なくなると思います。

ヘッドフォンプラグはステレオ用で3つの端子があります。
一番長い端子が左右共通の端子で、あとは左右それぞれの端子です。

光るヘッドフォンプラグを作る

ヘッドフォンプラグの一番長い端子は何も接続しないので切ってしまう方が後の作業は楽です。

1つのLEDを選んで、それぞれの足をヘッドフォンのそれぞれの端子に接続します。
+ー/右左のどちらがどちらでも構いません。

2つめのLEDは、1つめのLEDとは+ーを逆にしてヘッドフォンの端子に接続します。
つまり1つめのLEDの+が繋がっているヘッドフォン端子には2つめのLEDのーを繋ぎます。
逆はその逆です。

LEDの足をヘッドフォン端子に巻き付けたりしても動作すると思いますが、
ハンダごてを持っているなら、ハンダ付けする方が安定した動作が期待できます。

LEDの足が余ったらニッパーで切り取ってしまえば余計な接触を防ぐことができます。

1分で見る作り方

注意

リモコンとして動くには2つのLEDの光がカメラのセンサに届く必要があります。
2つのLEDがほぼ同じ方向に向くように配置する必要があります。

ケーシング

もし小さく作れたらヘッドフォンプラグのケースをカッターで切って被せるとちょうど良いと思います。
ケースを被せるのが難しい場合は、ホットボンド等で固めてしまう手もあります。試しにシリコンラバーSugruを使って作ってみたのが写真の赤/青のです。

動作確認

作ったヘッドフォンプラグをiPhoneに差し込んで、DSLR.botでシャッターボタンを押すとLEDが発光します。

赤外線は人の目では見えないので、肉眼以外で確認しないとなりません。
手軽な方法はデジカメ、ウェブカメラ、携帯電話等のカメラを使う方法です。
ちゃんとできていれば、LEDをまっすぐカメラに向けた時に、ちょっと紫っぽい色が光っているのが見えるはずです。
(赤外線が写らないカメラもあるので、一度テレビのリモコンの赤外線が見えるか確かめると良いと思います。)

DSLR.botでは発光している時間が短くて確認が難しいかもしれないので、テスト用の音声ファイルを用意しました。
http://doc.switch-science.com/products/iphoneirremote/38khz-4mega.wav
この音声ファイルをダウンロードして再生すると、再生中ずっとLEDが光ります。

これ以外の確認方法としては、赤外線リモコン受信モジュール(例えば秋月電子通商のPL-IRM2121-A538)をArduinoに繋いで、
信号をシリアルモニタで確認するという方法があります。
*この場合はテスト用音声ではなくDSLR.botを使います。

赤外線リモコンとして動くわけ

赤外線LEDは+ーの極性を持ったデバイスで、電力を受けると赤外線を発光します。
iPhoneで音声を再生するとヘッドフォンを駆動する電力でLEDが発光します。
これをリモコンとして使うには、ただ発光するだけでなく、リモコンと同じように発光する必要があります。

リモコンの多くは周波数38KHzの搬送波を使って、カメラ等をコントロールする信号を送ります。

例えば、前述のArduinoと赤外線センサで、機器をコントロールする信号を見ることができても
38KHzの点滅を作り出せなければ、iPhoneからその信号を発信できません。

iPhoneで再生できる音声のサンプリングレートは44.1Khzが最大(のよう)です。
とすると再生できる周波数はその半分の22.05Khzになり、38KHzに足りません。

そこで2つのLEDの+ーを交互にしてヘッドフォンの端子に繋いで、
19Khzで+ーが入れ替わる電力を供給する(ことができる音声を再生する)ことで
2つのLEDがそれぞれ逆のタイミングで点滅を繰り返し、その結果2倍の周波数の38Khzになります。

そこにカメラをコントロールする信号を乗せることで、いわゆるリモコンと同じように動作することになります。
つまりこのリモコンは音声を再生することで信号を送っています。
(ということは他の機器のコントロールもできそうです。)

DSLRとは

DSLR.botのDSLRはデジタル一眼レフを意味するDigital Single Lens Reflexの略です。
が、DSLR.botは一眼レフ以外にも対応しています。対応カメラはこちらのURLにリストされています。
http://www.dslrbot.com/specifications/

また、Pentax K-5, K-30, Qでもシャッターが切れることを確認しています。

DSLR.botについて

2012/4にバージョン4.2となったようです。

実はこれを書いている当人はほとんどShootボタンでシャッターを切ることしか使った事が無く、それだけでも十分なのですが、 DSLR.botには他にも多くの機能がありますので、ここでそれを紹介します。

ただし下記の内容はカメラあるいはメーカーによってサポートされる機能とそうでない機能があるものと思います。 例えばShoot(撮影)のところで2つのボタンと記載していますが、少なくともNikonとPentaxには"Shoot"ボタンしかない等メーカー依存しています。

機能

Shoot(撮影)

  • すぐ撮影するボタン"Shoot"と、2秒後に撮影するボタン"2 Second Dely"の2つがある。
  • GPSが"Track Shot"になっていればボタンを押した時の位置情報が保存される。
  • GPSが"Auto Track"になっていれば5秒置きに位置情報が記録される。
  • GPSログは"Export Log"ボタンでgpx形式でメールで送る事ができる。このgpxログを使って撮影した写真にgeoタグづけできる。
  • geoタグ付けはタイムスタンプで行うのでカメラの時刻を合わせておくこと。
  • GPSログは"Reset Log"ボタンで消去できる。
  • GPSログは"Open Map"ボタンで開く地図に表示される。

Long Exposure(長時間露光)

  • この機能を使う場合はカメラをバルブ撮影モードにする。
  • 露光時間を設定する
  • "Start"ボタンを押して撮影開始
  • いつでも"Stop"ボタンを押せば撮影は終了する
  • 長時間露光でかつインターバル(タイムラプス)撮影をしたい場合は、"Repeat"と"Delay"を使う。
  • "Repeat"は繰り返し回数。"Delay"は撮影の間隔を秒で指定。
  • Rampingの意味が不明(分かり次第説明を書きます。知識不足でごめんなさい。)

Time Lapse(インターバル撮影)

  • この機能を使う場合、フォーカスを手動に切り替える。
  • 撮影したい枚数をテキストボックスに入力する。
  • あるいは0にすれば永久に撮影しつづける。(どこを設定すればいいのか存じませんが、経験上、iPhoneの画面を時々触らないと撮影が止まってしまうようです。)
  • 撮影間隔を設定できる。
  • "Start"ボタンを押して撮影開始
  • いつでも"Stop"ボタンを押せば撮影は終了する
  • "Rapid Fire"を選択すると続けざまに撮影する。
  • 撮影速度はカメラの仕様によって制限される。

さらに以下の2つの機能があります。後日説明を書く予定です。

  • HDR Bracketing(ハイダイナミックレンジ ブラケット撮影)
  • Movie Mode(動画撮影)

その他 http://www.dslrbot.com/ に書かれていることの中で、重要そうなところを抜粋して記載しておきます。

iPhoneの設定( http://www.dslrbot.com/support/iphone-settings/ )

  • 音量の自動調整 : オフ
  • イコライザー : オフ
  • 音量制限 : オフ
  • ヘッドフォンプラグを差し込んだ状態で音量を最大にする

ちなみにSony NEX-7の場合は音声を2コマ下げるべきという意見がどこかのフォーラムに書かれていましたが、その必要は無さそうに思います。

スペック( http://www.dslrbot.com/specifications/ )

  • iPhone・iPadのアプリで、iPad、iPhone 3G、3Gs、4、iPod Touchで動作したとのこと。
  • ヨーロッパで購入したiPhoneについては、音量制限がかけてありそのままではリモコンとして動作しないかもしれないので注意。
  • GPSロケーションを保存したgpxログファイルを写真に関連づけるにはGeoタグソフト(Macだと例えばGPSPhotoLinker)が必要。

ちなみに、スイッチサイエンスがDSLR.botの開発や販売やサポートをしている訳ではありません。 申し訳有りませんがスイッチサイエンスにDSLR.botの質問をお送りいただいても回答はできません。

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