== ガーバーデータの書き出し方(Eagle編)== このページでは、Eagleで設計したアートワークをスイッチサイエンスPCBの仕様に合ったガーバーデータとして書き出す方法について説明します。[[BR]] [[BR]] === 0. ガーバーデータとは === 基板の設計データの仕様データを、基板製造機で読めるフォーマットに変換したものがガーバーデータです。ガーバーデータの形式には標準フォーマットと呼ばれるものと、拡張フォーマットと呼ばれるものがあります。スイッチサイエンスPCBでは、拡張フォーマット(RS-274x)を採用しています。 === 1. 事前に用意するファイルについて === ガーバーデータを書き出すためには次のふたつのファイルが必要です。 * DRCが通っている基板図のデータ(brdファイル) * [https://www.switch-science.com/pcborder/techguide/#design_rule スイッチサイエンスPCBで配布してるCAMプロセッサ用のファイル] [[BR]] === 2. ガーバーデータの書き出し方法 === 1. brdデータをEagleで開きます。[[BR]] [[Image(BRD.png, 600px, center)]] 2. File>CAM Processor...を選びます。 [[Image(Select_CAMProcessor.png, center)]] 3. CAMプロセッサが表示されます。 [[Image(CAMProcessor.png​, 600px, center)]] 4. CAMプロセッサを開いた状態で、File> Open > Job...を選び、[https://www.switch-science.com/pcborder/techguide/#design_rule スイッチサイエンスPCBの技術ガイドのページ]で配布しているCAMファイルを開きます。 [[Image(Open_Job.png​, center)]] 5. Process Jobをクリックしてガーバーファイルを書き出します。 [[Image(Read_CAMProcessor.png, 600px, center)]][[BR]] 6. ガーバーファイルはbrdファイルがあるディレクトリに書き出されます。スイッチサイエンスPCBに必要なファイルのみZIPファイルで固めてください。[[BR]]   スイッチサイエンスPCBで基板を製造する際に必要なファイルは以下の8種類(4層基板の場合は10種類)です。[[BR]] * トップレイヤの名前:''pcb_name'' .GTL * 2層目の名前: ''pcb_name'' .GL2(4層基板のみ) * 3層目の名前: ''pcb_name'' .GL3(4層基板のみ) * ボトムレイヤの名前: ''pcb_name'' .GBL * 表面のソルダレジスト: ''pcb_name'' .GTS * 裏面のソルダレジスト: ''pcb_name'' .GBS * 表面のシルク: ''pcb_name'' .GTO(表面にシルクを入れない場合も、このファイルは必要です。) * 裏面のシルク: ''pcb_name'' .GBO(裏面にシルクを入れない場合も、このファイルは必要です。) * ドリルデータ: ''pcb_name'' .TXT * 基板外形: ''pcb_name'' .GMLまたは.GKO(弊社のCAMプロセッサを使用した場合は、拡張子が.GKOのファイルが作成されます。) [[BR]] 7. スイッチサイエンスPCBで注文する[[BR]]   [https://www.switch-science.com/pcborder/ スイッチサイエンスPCB]のページで、基板サイズやメッキの種類などを選んで注文をしてください。 [[BR]]