| 1 | = Arduino互換機の作り方 = |
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| 3 | Arduinoはオープンソースハードウェアです。ソフトウェアじゃないのにオープンソースって何だよって話もありますが、ようするに、設計が公表されていて、一定のルールのもとで再利用が可能なハードウェアです。つまり、全く同じ回路の製品を作ってもいいし、それを売ってもいいのです。 |
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| 5 | == やっていい事 == |
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| 7 | Arduino Unoの回路図および基板アートワーク(銅箔パターン設計)は、[http://arduino.cc/en/Main/ArduinoBoardUno このページで公表されています]。この回路図または基板アートワークを使って、似たような製品を作る事が許されています。個人的に使うだけでなく、売ってもかまいません。この時、Arduinoの作者に許可を得る必要はありません。 |
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| 9 | * 基板アートワークから、全く同じ製品を作る。 |
| 10 | * 基板アートワークを少し変更して、似た製品を作る。 |
| 11 | * 回路図から、自分で基板アートワークを描いて、回路は同じだけど見た目の違う製品を作る。 |
| 12 | * 回路図を変更して、基板アートワークも描いて、回路も見た目も違う製品を作る。 |
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| 14 | == やらなければいけない事 == |
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| 16 | あとで書きます。 |
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| 18 | == やってはいけない事 == |
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| 20 | 「Arduino」は、Arduinoの作者(法人化されています)の登録商標であるため、この商標を勝手に使うことができません(イタリア、米国、日本他で登録されています)。つまり、あなたが開発または製造した製品を「Arduino」と名乗る事は許されていません。また、Arduinoのロゴ画像を製品またはパッケージに使う事も許されていません。この「許されていない」は、商標法による規定です。そのため、'''違反すると、民事上の係争ではなく刑事上の犯罪'''です。しかも、'''著作権法違反(親告罪)とは異なり、権利者による告訴は必要ではありません'''。 |
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| 22 | たとえば、以下のような名称はダメです。 |
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| 24 | * Arduino ◯◯◯◯◯ |
| 25 | * ◯◯◯◯◯ Arduino |
| 26 | * Arduino準拠 ◯◯◯◯◯ |
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| 28 | 代わりに以下のような名称を使うよう推奨されています。 |
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| 30 | * ◯◯◯◯◯ for Arduino |
| 31 | * ◯◯◯◯◯ (Arduino Compatible) |