Changes between Version 19 and Version 20 of ArduinoFioTest


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Jun 29, 2011 4:31:38 PM (13 years ago)
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ysck
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    v19 v20  
    77そんなことを試してみるのに最適なArduinoが、[http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=615 ArduinoFio]です。[[BR]]
    88
    9 標準でXBeeを搭載できるハードウェアです。[[BR]]
     9[[Image(0.PNG, 300px)]][[BR]]
     10小林 茂さんの著書「Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ」[[BR]]
     11「8章 高度なレシピ レシピ32 無線で接続したい (P.369) 」に,沿って実験してみました。
    1012
    11 さてさて、無線化を試すと行っても色々と必要です。[[BR]]
    12 
     13色々と必要です。[[BR]]
    1314[[Image(1.PNG, 500px)]][[BR]]
    1415今回用意したモノは[[BR]]
    1516・[http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=615 ArduinoFio] 1個[[BR]]
    16 ・[http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=96 XBee シリーズ1 / チップアンテナ] 2個[[BR]]
     17・[http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=96 XBee シリーズ1 / チップアンテナ(XB24-ACI-001)] 2個[[BR]]
    1718・[http://www.switch-science.com/products/detail.php?product_id=30 XbeeエクスプローラUSB] 1個[[BR]]
    18 ・センサー(CdSセルと10kΩ抵抗器) 1セット[[BR]] ※実際にはボリュームなどの可変抵抗が分かりやすいかもしれません。[[BR]]
     19・センサー(CdSセルと10kΩ抵抗器) 1セット[[BR]]
    1920・その他(ピンヘッダ、ピンソケット、ブレッドボードなど)[[BR]]
    2021
    21 ArduinoFio購入したままでは使えません。ピンヘッダやピンソケットを付けてあげる必要があります。[[BR]]
     22ArduinoFio購入したままでは使えません。ピンヘッダやピンソケットを付けてあげる必要があります。[[BR]]
    2223[[Image(2.PNG, 300px)]][[BR]]
    2324
    2425扱いやすいのは秋月さんで売ってるこのソケット。[[BR]]
    25 
    2626[[Image(3.PNG, 300px)]][[BR]]
    2727
    28 [http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00661/ シングルピンソケット(低メス) 1×14 (14P)][[BR]]
    29 [http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-02900/ 四角いロープロファイルのピンヘッダ]がちょうど良い感じに刺さります。[[BR]]
    30 ※このピンソケットは、細いピンや丸いピンのタイプはささりません。[[BR]]
     28ArduinoFioは使い方によって、ピンヘッダを付けるか、ピンソケットをつけるか考えます。[[BR]]
     29ハンダ付けしちゃう前に、使い方を良く考えましょう。やり直しできなくはないですが、少し難易度が高いです。[[BR]]
    3130
    3231[[Image(4.PNG, 300px)]][[BR]]
    3332
    34 はんだづけするとこんな感じ。[[BR]]
     33ピンソケットをはんだづけするとこんな感じ。[[BR]]
    3534ブレッドボードに指すときはピンヘッダをつかって中継してあげる。[[BR]]
    3635
    3736[[Image(5.PNG, 300px)]][[BR]]
    3837
    39 USB-シリアルでPCからArduinoに命令を書き込むときはL型ピンヘッダを使うと良い感じ。[[BR]]
     38USB-シリアル変換を使って、Arduinoに命令を書き込むときはL型ピンヘッダを使うと良い感じ。[[BR]]
    4039
    4140[[Image(6.PNG, 300px)]][[BR]]
     
    4544[[Image(7.PNG, 300px)]][[BR]]
    4645
    47 さて、肝心のXBee設定です。 [[BR]]
     46さて、XBee設定です。 [[BR]]
    4847ただ、シリーズ1は出荷状態から少し設定を変更するだけで使えます。[[BR]]
     48PCへの接続は、XbeeエクスプローラUSBが便利です。
     49XBee本体をXBeeエクスプローラに差して、USB(miniB)を使ってPCに接続する。
     50外すときは逆の手順です。
     51
    4952[[Image(8.PNG, 300px)]][[BR]]
    5053
    51 こんな時にも役に立つのが、小林 茂さんの著書「Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ」です。[[BR]]
    52 [[Image(0.PNG, 300px)]][[BR]]
    53 「8章 高度なレシピ レシピ32 無線で接続したい (P.369) 」に,
    54 XBeeの使い方が紹介されています。[[BR]]
    55 
    56 Windows環境であれば、X-CTUを使ってファームウェアアップデートや設定の変更ができます。[[BR]]
     54Windows環境があれば、X-CTUを使ってファームウェアアップデートや設定の変更ができます。[[BR]]
    5755[http://www.digi.com/support/productdetl.jsp?pid=3352&osvid=57&s=316&tp=5&tp2=0 X-CTUのダウンロード][[BR]]
    5856
    59 ちょっとしたことならば「XBeeConfigTool」で設定変更できちゃいます。[[BR]]
    60 「XBeeConfigTool」は[http://funnel.cc/ funnel.cc]にて入手可能です。[[BR]]
    61 [http://code.google.com/p/funnel/downloads/list ダウンロード]にある「funnel-1.0-r×××.zip」というファイルをダウンロード→解凍して、「tools」というディレクトリ内にあります。(2011年6月28日現在)[[BR]]
     57「XBeeConfigTool」でも設定変更が可能です。[[BR]]
    6258
    6359XBeeConfigTool[[BR]]
    6460[[Image(xbeeconfigtool_win.png, 300px)]][[BR]]
    6561
    66 設定は上記のアプリケーションで実行できます。[[BR]]
    67 一緒に使うXBeeのPAN IDは同じモノをつかって、それぞれ異なるMY IDを割り当てます。[[BR]]
    68 IDの数字は任意ですが、同じ場所でXBeeを利用する人がいる場合は予め確認をとる必要がありますね。[[BR]]
     62一緒に使うXBee本体のPAN IDは同じモノ(ex.[1324])をつかって、それぞれ異なるMY ID(ex.[0000]と[0001]など)を割り当てます。[[BR]]
     63IDの数字は任意ですが、同じ場所でXBeeを利用する人がいる場合は予め確認をとる必要があります。[[BR]]
    6964
    70 XBeeの設定をすれば、ArduinoFioへの無線アップロードも可能です。[[BR]]
    71 補足:通信速度の設定変更やシリアル通信のプログラムがあると無線アップロードができなかったりします。[[BR]]
     65「XBeeConfigTool」はfunnel.ccの[http://code.google.com/p/funnel/downloads/list ダウンロード]にある「funnel-1.0-r×××.zip」の中に入っています。(2011年6月28日現在)[[BR]]
     66
     67XBeeの設定が済みましたら、ArduinoFioへの無線アップロードも可能です。[[BR]]
     68
     69ArduinoFioには、StandardFirmataForFioというファームウェア(Arduinoコード)をArduinoIDEを使って書き込みます。
     70ファイルは「funnel-1.0-r×××/hardware/fio/firmware/StandardFirmataForFio.pde」にあります。
     71
     72PC側の実行環境であるProcessing用のプログラムは下記のディレクトリのものをつかいました。
     73「funnel-1.0-r×××/examples/processing/Sample_32_3_ConnectWirelessly.pde (processing)」
     74
     75※ProcessingやFunnelのインストール方法については、「2章 開発環境を整える (P.61) 」を参照ください。
    7276
    7377[[Image(9.PNG, 300px)]][[BR]]
     78
    7479ArduinoFioにXBeeを搭載するとこんな感じ。逆向きに指したり、ピンをずらして差してしまったりしないように注意してください。[[BR]]
    7580
    76 今回のテストでは、Arduinoチュートリアルにある「[http://arduino.cc/en/Tutorial/AnalogInOutSerial AnalogInOutSerial]」を利用します[[BR]]
    77 
    78 1点だけ変更します。setup内にあるシリアルの通信速度[[BR]]
    79 > Serial.begin(9600); [[BR]]
    80 → Serial.begin(57600); [[BR]]
    81 先に設定したXBeeの通信速度に合わせます。[[BR]]
     81「funnel-1.0-r×××/hardware/fio/firmware/StandardFirmataForFio.pde」
    8282
    8383A0に光センサーをつなぐ回路。[[BR]]
     
    8888[[Image(11.PNG, 300px)]][[BR]]
    8989
    90 電源を入れて、ArduinoIDEのシリアルモニタでセンサーの値が無線で飛んできます。[[BR]]
    91 
    92 [[Image(serialmonita.png, 500px)]][[BR]]
    93 
    9490[[Image(12.PNG, 300px)]][[BR]]
    9591
     92今回の実験ではFunnelライブラリ等は、[funnel-1.0-r787]のバージョンのもので行いました。
    9693
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