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Arduino Yúnの改変の内容
メーカーが工事設計認証を取得したため、日本国内でも問題なく無線LANを使う事ができるようになりました。
販売中です。
(2015/03/09 追記)
Arduino Yúnが発売されました。 Arduino Leonardoに相当した回路に加えて、なんとLinuxが載っているという、ちょっと不思議な製品です。 このLinuxの部分を使って、無線LANや有線LANと接続しようという事を意図しています。 また、Arduinoではできない、ちょっと複雑な処理や通信をやらせる事もできます。
残念なのは、無線機能の部分について、日本の総務省の認定(技術適合認証等)を取得していない事です。 つまり、日本国内では、無線LANの電波を発射すると犯罪になります。 Arduino Yúnの無線LANの部分だけをオフにする事は、簡単にはできません。 メカニカルなスイッチでオフにできたらどんなによかった事か。残念でなりません。
そこで、当社では、Arduino YúnのLinux内のごく一部だけを改変し、無線LANがオンにならないようにしてから販売しています。 以下には、その改変の内容をまとめておきます。
- 無線LANをオンにするプログラムを削除し、機能しないようにしました。
- 何らかの問題で無線LANがオンにならなかった時に、1分後に再起動する機能がありますが、この機能が動作しないようにしました。
- 無線LANの動作に応じて青LEDが点滅する機能がありますが、代わりに、起動が完了したら青LEDが点灯するようにしました。
- 「WiFiリセット」ボタンを30秒以上押すと内容を工場出荷状態に戻す機能がありますが、これでも上記の変更が元に戻らないようにしました。
このページは、改変の内容を明示し、これ以外の余計な改変を行っていない事を示すのが目的です。 改変を元に戻してしまうと、電波が発射されてしまいます。 不用意に電波を発射すると、日本国内の法律に違反してしまい、法律に基づいて罰される事にご注意ください。
(2013/9/20 - sgk)