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2017.12.15

}}} ---- ---- == Contaシリーズの使い方 == [wiki:Conta_format Conta規格]とは、breakout基板の外形・コネクタ・信号配列などに一定の規約を設けることで、各基板間の相互接続性を確保するための規格です。\\ \\ \\ === Contaベースシールド === [http://www.switch-science.com/catalog/2769/ Contaベースシールド]は、センサなどを乗せた小型基板(Contaモジュール)を、Arduinoや互換機に繋ぐためのシールドです。最大6つのモジュールを同時接続できます。\\ Contaモジュールとシールドは、I2C・SPI・アナログ/デジタル入力(汎用IO)による接続が可能で、複数のモジュール、複数のインターフェースが共存可能です。\\ \\ * Contaベースシールドにはレベルシフタが搭載されていないので、各信号端子の耐電圧はホストシステムとContaモジュールのICの性能に依存します。5V系と3.3V系の回路が混在する運用時には注意が必要です。\\ \\ * M1~M6にはConta モジュールがさせます。\\ \\ * 各モジュールのI2Cバスは全て共通です。\\ * I2Cのモジュールは同時に6つ使えます。\\ * I2Cバスのプルアップ抵抗は実装済みです。(2.2kΩ)\\ * M1~M6のIO4はD2~D7に繋がってます。\\ * 各IO4にはプルアップ抵抗が実装されてます。(4.7kΩ)\\ \\ * SPIバスは2グループあります。\\ * SPIバスのモジュールは同時に2つ使えます。(各グループで1つづつ)\\ * M1/M3/M5がAグループです。(SS信号A)\\ * M2/M4/M6がBグループです。(SS信号B)\\ * AグループのSSはD10、BグループのSSはD9に繋がってます。\\ * その他の信号は両グループ共通です。\\ \\ * 汎用IOにはアナログ入力、シリアル通信が設置されています。\\ * M1~M6のIO1はA0~A5につながってます。\\ * 全モジュールのIO2はバス状にTXに繋がってます。\\ * 全モジュールのIO3はバス状にRXに繋がってます。\\ * 各モジュールのIO2端子及びIO3端子は、基板裏のジャンパカットでバスから切り離せます。\\ [[Image(ContaBaseShield1.jpg)]] \\ \\ === Conta™ 照度・近接一体型センサモジュール RPR-0521RS搭載 === [http://www.switch-science.com/catalog/2770/ Conta 照度・近接一体型センサモジュール RPR-0521RS搭載]は、可視光と赤外線に対応した照度センサ(ALS)と、100mm程度までの近接センサ(PS)が搭載されたセンサモジュールです。\\ * このモジュールは3.3VのI^2^Cバスで動作するので、システムの基本構成は「[http://www.switch-science.com/catalog/789/ Arduino UNO R3](5V)+ [http://www.switch-science.com/catalog/2769/ Contaベースシールド] + 照度・近接一体型センサモジュール」で動作します。[http://www.switch-science.com/catalog/1096/ Arduino Due]やnucleo(例:[http://www.switch-science.com/catalog/2429/ STM32F446RET6] )のような3.3Vシステムでも問題なく接続できます。\\ * 本モジュールはM1~M6のどの位置に刺しても動作します。\\ * 本モジュールはスレーブアドレスが変更できないので、複数同時に接続できません。\\ \\