Changes between Version 2 and Version 3 of HiKeyQuickStartGuide
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HiKeyQuickStartGuide
v2 v3 10 10 7. 2mmピッチ ジャンパーピン[[BR]]HiKeyにOSを書き込むために使います。 11 11 12 [[Image(http://www.lemaker.org/Public/uploads/product/2015/1225/567cbed71e66e.png)]] 13 12 14 == 2. OSインストールの準備 == 13 15 HiKeyを愉しむ前に、OS(オペレーティングシステム)をマイクロSDカードかeMMC NANDフラッシュにインストールしなければなりません。DebianはマイクロSDカードとeMMC NANDフラッシュのどちらにもインストールすることができますが、Androidは今のところeMMC NANDフラッシュにのみインストールすることができます。下記の説明は、Linuxマシンを使って、マイクロSDカードやeMMC NANDフラッシュにOSイメージを書き込む方法です。 14 16 15 17 === 2.1 OSイメージのダウンロード === 16 '''リリース版'''の OSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/debian/latest/ 96Boards Builds]からダウンロードすることができます。また、書き込みツールとブートローダは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/binaries/latest/]からダウンロードすることができます。[[BR]]18 '''リリース版'''のDebianのOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/debian/latest/ 96Boards Builds]からダウンロードすることができます。Android Open Source ProjectのOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/aosp/latest/ 96Boards Builds]からダウンロードすることができます。また、書き込みツールとブートローダは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/binaries/latest/]からダウンロードすることができます。[[BR]] 17 19 '''注:リリース版は安定版ですが、スナップショット版は安定していません。リリース版を使う事を推奨します。''' 18 20 … … 60 62 61 63 '''ステップ4:''' 書き込み環境の確認 62 1. '''hisi-idt.py'''と、'''l-loader.bin'''が必要です。 64 1. '''hisi-idt.py'''と、'''l-loader.bin'''が必要です。[[BR]] 65 書き込みツールとブートローダは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/binaries/latest/]からダウンロードすることができます。 63 66 2. 次のコマンドを実行し、HiKeyがLinuxに認識されていることを確認します。 64 67 {{{ … … 88 91 89 92 == 3. Debianのインストール == 93 DebianのOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/debian/latest/ 96Boards Builds]からダウンロードすることができます。 94 90 95 '''Debianの場合の、HiKeyのブートシーケンス'''[[BR]] 91 96 eMMCブート: DebianをインストールしたSDカードを挿入しない場合、HiKeyはeMMCからブートします。[[BR]] … … 97 102 98 103 === 3.1 eMMCへの書き込み === 99 '''ステップ1:''' ブートローダの書き込み(通常は、HiKeyボードには ブートローダが書き込み済みで出荷されています。このため、インストールの必要はありません。)[[BR]]104 '''ステップ1:''' ブートローダの書き込み(通常は、HiKeyボードにはDebianのブートローダが書き込み済みで出荷されています。)[[BR]] 100 105 1. ''' fip.bin'''と、'''ptable-linux-8g.img'''と、'''nvme.img'''がある事を確認します。[[BR]] 101 106 2. HiKeyの電源を入れ、Linuxで次のコマンドを実行して、疎通を確認します。 … … 164 169 165 170 == 4. Androidのインストール == 171 Android Open Source ProjectのOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/aosp/latest/ 96Boards Builds]からダウンロードすることができます。 172 173 '''ステップ1:''' ブートローダの書き込み(通常は、HiKeyボードにはDebianのブートローダが書き込み済みで出荷されています。)[[BR]] 174 1. ''' fip.bin'''と、'''ptable-aosp-8g.img'''と、'''nvme.img'''がある事を確認します。[[BR]] 175 2. HiKeyの電源を入れ、Linuxで次のコマンドを実行して、疎通を確認します。 176 {{{ 177 sudo fastboot devices 178 }}} 179 うまく疎通ができていれば、「0123456789abcdef fastboot」と表示されます。 180 3. 次のコマンドで、HiKeyのeMMCに、パーティションテーブルとブートローダ、必要なファイルを書き込みます。 181 {{{ 182 sudo fastboot flash ptable ptable-aosp-8g.img 183 sudo fastboot flash fastboot fip.bin 184 sudo fastboot flash nvme nvme.img 185 }}} 186 187 '''ステップ2:''' カーネルイメージの書き込み 188 1. '''boot_fat.uefi.img.tar.xz'''がある事を確認します。次のコマンドを実行し、ファイルの解凍を行います。 189 {{{ 190 tar -Jxf boot_fat.uefi.img.tar.xz 191 }}} 192 2. HiKeyの電源を入れ、Linuxで次のコマンドを実行して、疎通を確認します。 193 {{{ 194 sudo fastboot devices 195 }}} 196 うまく疎通ができていれば、「0123456789abcdef fastboot」と表示されます。 197 3. 次のコマンドで、カーネルイメージを書き込みます。 198 {{{ 199 sudo fastboot flash boot boot-fat.uefi.img 200 }}} 201 202 '''ステップ3:''' ファイルシステムの書き込み 203 1. ''' cache.img.tar.xz'''と、'''system.img.tar.xz'''と、'''userdata-8gb.img.tar.xz'''がある事を確認します。次のコマンドを実行し、ファイルの解凍を行います 204 {{{ 205 tar -Jxf cache.img.tar.xz 206 tar -Jxf system.img.tar.xz 207 tar -Jxf userdata-8gb.img.tar.xz 208 }}} 209 2. HiKeyの電源を入れ、Linuxで次のコマンドを実行して、疎通を確認します。 210 {{{ 211 sudo fastboot devices 212 }}} 213 うまく疎通ができていれば、「0123456789abcdef fastboot」と表示されます。 214 3. 次のコマンドで、カーネルイメージを書き込みます。 215 {{{ 216 sudo fastboot flash cache cache.img 217 sudo fastboot flash system system.img 218 sudo fastboot flash userdata userdata-8g.img 219 }}} 220 221 これで、eMMCにAndroidを書き込むことができました。いちどDCジャックを抜いてHiKeyの電源を切りましょう。[[BR]] 222 ジャンパ2をショートしていたジャンパピンを取り外し、HDMIケーブルでHiKeyとディスプレイを接続します。電源を入れると、AndroidがeMMCから起動します。