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Intel Edisonを手に入れたらやること(Linuxの場合)
USBレセプタクル(J16)とパソコンを接続
しばらくすると、デバイスが認識される。
ネットワークインターフェース
「usb0
」というのが増えている。
ネットワークインターフェースのIPアドレスを変更する
「/etc/network/interfaces
」を編集して、
% sudo vi /etc/network/interfaces
以下の行を追加する。
iface usb0 inet static address 192.168.2.2
反映させる。
% sudo service network-manager stop % sudo service network-manager start % sudo ifup usb0
Edisonにログインする
SSHで「192.168.2.15
」に接続する。ユーザ名は「root
」、パスワードはカラ。
% ssh -l root 192.168.2.15
シェルプロンプトが表示されるはず。「uname -a
」コマンドでバージョンを確認。
ファームウェアを更新する
- パソコン上でEdisonのマスストレージを開く。何かファイルが有れば全て削除しておく。
- Edison Software Downloadから「Edison Yocto complete image」をダウンロード。ZIPファイル。
- このZIPファイルを展開して、Edisonのマスストレージにコピーする。ツリー構造を維持したままコピーする。
- Edisonのシェルプロンプトで「
reboot ota
」コマンドを実行。 - 再起動され、ファームウェアが更新されるのでしばらく待つ。途中、マスストレージが認識されたり無くなったりするが、じっくり待つ。
もういちどログインする。
ネットワークインターフェースのIPアドレスは消えてしまうので、もう一度設定する。
% sudo ifconfig usb0 192.168.2.2
「ssh -l root 192.168.2.15
」コマンドを実行すると、ホストのキーが違うというエラーになる。
ファームウェアのバージョンアップを行うと、ホストのキーが変更されてしまう。
キーを削除するため、「ssh-keygen -R 192.168.2.15
」コマンドを実行する。
もういちど「ssh -l root 192.168.2.15
」コマンドを実行すると、今度はログインできる。
マスストレージの中のファイルはすべて削除してかまわない。
初期設定
「configure_edison
」コマンドを使って、ノード名、パスワード、Wi-Fiを設定する。
- 「
configure_edison --setup
」コマンドを実行する。 - 「
Configure Edison: Device Name
」では、ノード名を設定する。 - 「
Configure Edison: Device Password
」では、パスワードを設定する。以後、SSHでのログインでは、このパスワードを入力する必要がある。
Wi-Fiの設定では、パスワードを手入力するかWPSを使うかで手順が異なる。
パスワードを手入力する場合:
- 「
Do you want to set up wifi?
」には「Y
」と答える。 - SSIDスキャンされるので、選ぶ。
- パスワードを入力する。
WPSを使う場合:
- 「
Do you want to set up wifi?
」には「N
」と答える。 - 「
systemctl stop hostapd
」コマンドを実行。 - 「
systemctl start wpa_supplicant
」コマンドを実行。 - 「
wpa_cli
」コマンドを実行。インタラクティブモードになる。 - 内部コマンド「
wps_pbc
」を実行。 - Wi-Fi APのWPSボタンを押す。
- 接続されるはず。
- ログがだらだら出る。「CTRL-EVENT-CONNECTED」と表示されたら、エンターを押してプロンプトに戻る。
- 内部コマンド「
save_config
」を実行。 - 内部コマンド「
quit
」を実行。 - 「
configure_edison --disableOneTimeSetup
」コマンドを実行。
ノード名、パスワードを間違えた場合:「configure_edison --setup
」を再実行する。
Wi-Fiの設定を間違えた場合:「configure_edison --setup
」の再実行で治らなければ、「/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
」をエディタで開いて、最初の3行だけにしてから、「configure_edison --setup
」を再実行する。
2014/11/6
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