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Intel Edisonを手に入れたらやること(マックの場合)
ドライバをインストール
RNDISドライバ(ネットワークインターフェース)が必要。 HoRNDIS: USB tethering driver for Mac OS Xから、HoRNDISの最新版をダウンロード。 インストールする。
「システム環境設定」→「ネットワーク」を開く。これがインストール前。
ダウンロードしたインストーラを起動して進む。
念のためにマックを再起動する。
USBレセプタクル(J16)とパソコンを接続
しばらくすると、デバイスが認識される。
ネットワークインターフェースのIPアドレスを変更する
「システム環境設定」→「ネットワーク」が開いていなければ開く。 「Edison」というネットワーク(「<…>というアイコン)が自動的に認識されるかも知れない。 自動的に認識されていない場合は、「+」ボタンを押して追加する。
ここで「インターフェース」として「Edison」を選択して「作成」する。
追加された。
IPアドレスを「192.168.2.2
」に設定する。
- 「IPv4の構成」は「手入力」
- 「IPアドレス」は「
192.168.2.2
」 - 「サブネットマスク」は「
255.255.255.0
」
「適用」ボタンをクリック。 画面上のインジケータの表示が緑になり、「接続済み」になる。
Edisonにログインする
SSHで「192.168.2.15
」に接続する。ユーザ名は「root
」、パスワードはカラ。
マックの「ターミナル」を起動、コマンドプロンプトで「ssh -l root 192.168.2.15
」コマンドを実行。
シェルプロンプトが表示されるはず。「uname -a
」コマンドでバージョンを確認。
マスストレージのフォーマットをFAT32にする
ファームウェアの更新を行うには、Edisonのマスストレージにファイルを書き込む必要がある。 Edisonのマスストレージは、初期状態ではFAT16であり、マックでは書き込みができない。 そのため、EdisonのマスストレージをFAT32でフォーマットしなおす必要がある。
ファインダーの「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ」を起動。 「805.3 MB Linux File-CD...」というドライブの中の、「Edison」というパーティションをクリック。
「消去」タブをクリック。
- 「フォーマット」は「MS-DOS (FAT)」
- 「名前」は「EDISON」(何でもいいと思われる)
右下の「消去...」ボタンをクリック。 確認を求められるので、確認して進む。
ファインダーの「コンピュータ」を開く。
「ファイル」メニューの「情報を見る」をクリック。
FAT32になっていることが確認できる。
ファームウェアを更新する
- パソコン上でEdisonのマスストレージを開く。初回は、上でフォーマットしたので無いはずだが、次回以降何かファイルが有れば全て削除しておく。
- Edison Software Downloadから「Edison Yocto complete image」をダウンロード。ZIPファイル。
- このZIPファイルを展開して、Edisonのマスストレージにコピーする。ツリー構造を維持したままコピーする。
- Edisonのシェルプロンプトで「
reboot ota
」コマンドを実行。再起動されるのでしばらく待つ。 - ログインする。「
uname -a
」コマンドでバージョンを確認。
もういちどログインする。
マックのシェルプロンプトで「ssh -l root 192.168.2.15
」コマンドを実行すると、ホストのキーが違うというエラーになる。
ファームウェアのバージョンアップを行うと、ホストのキーが変更されてしまう。
キーを削除するため、「ssh-keygen -R 192.168.2.15
」コマンドを実行する。
もういちど「ssh -l root 192.168.2.15
」コマンドを実行すると、今度はログインできる。
初期設定
「configure_edison
」コマンドを使って、ノード名、パスワード、Wi-Fiを設定する。
- 「
configure_edison --setup
」コマンドを実行する。 - 「
Configure Edison: Device Name
」では、ノード名を設定する。 - 「
Configure Edison: Device Password
」では、パスワードを設定する。以後、SSHでのログインでは、このパスワードを入力する必要がある。
Wi-Fiの設定では、パスワードを手入力するかWPSを使うかで手順が異なる。
パスワードを手入力する場合:
- 「
Do you want to set up wifi?
」には「Y
」と答える。 - SSIDスキャンされるので、選ぶ。
- パスワードを入力する。
WPSを使う場合:
- 「
Do you want to set up wifi?
」には「N
」と答える。 - 「
systemctl stop hostapd
」コマンドを実行。 - 「
systemctl start wpa_supplicant
」コマンドを実行。 - 「
wpa_cli
」コマンドを実行。インタラクティブモードになる。 - 内部コマンド「
wps_pbc
」を実行。 - Wi-Fi APのWPSボタンを押す。
- 接続されるはず。
- ログがだらだら出る。「CTRL-EVENT-CONNECTED」と表示されたら、エンターを押してプロンプトに戻る。
- 内部コマンド「
save_config
」を実行。 - 内部コマンド「
quit
」を実行。 - 「
configure_edison --disableOneTimeSetup
」コマンドを実行。
ノード名、パスワードを間違えた場合:「configure_edison --setup
」を再実行する。
Wi-Fiの設定を間違えた場合:「configure_edison --setup
」の再実行で治らなければ、「/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
」をエディタで開いて、最初の3行だけにしてから、「configure_edison --setup
」を再実行する。
2014/11/1
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