== MESHファンクショナルタグGPIO用拡張基板の使い方 == === 取り付け方 === 拡張基板をGPIOタグに取り付ける向きにご注意ください。[[BR]] 基板に記された番号とGPIOタグのピン番号が一致するように取り付けてください。[[BR]] [[Image(image-1438049222362.jpg)]] [[Image(2399_6.JPG,270)]] === GPIOタグのピン情報 === [[Image(image-1438049229700.jpg,500)]] = [https://www.switch-science.com/catalog/2399/ ・照度センサ] = [[Image(2399_7.JPG,300)]] 照度センサ基板は周囲の明るさに応じて出力電圧が変わります。暗いと0Vに近くなり、明るくなると3.3Vに近づきます。感度は室内の蛍光灯の下でだいたい1~2Vの間になるように設定されています。[[BR]] 照度センサの出力電圧はGPIOタグのAinピンに入力されます。[[BR]] 照度センサを使うためにはGPIOタグのVoピンをHighに設定する必要があります。(LEDが点灯)[[BR]] 何も部品が載っていないR3、R4とSJ1はそれぞれセンサ感度を調節するためのものです。基本的には変更する必要はありません。 サンプルレシピ[[BR]] [[Image(2399_8.PNG,400)]][[BR]] 1.Buttonタグを使ってGPIOのVout SupplyをOnにします。[[BR]] 2.GPIOタグのAnalogInをTrigger(Above → Below) Threshold 0.4V に設定して、スピーカーに接続します。[[BR]] 周囲の明るさが暗くなってAinの電圧が0.4Vを下回ると反応してBellの音が聞こえます。[[BR]] 実行環境によってはこのままの設定では動かないこともあります。その場合はThresholdの値を色々と変えて試してみてください。[[BR]] = [https://www.switch-science.com/catalog/2400/ ・FETボード] = [[Image(2400_1.jpg,300)]] FETボードは、GPIOタグではあつかえない大きな電流を制御するために使います。Nch FETがPWMピンに接続されています。[[BR]] PWM端子に接続されているのでデューティ比を変えるとLEDの明るさを変えたりすることができます。[[BR]] 外部電源が別途必要になります。[[BR]] 搭載されているFETの最大定格はドレインソース間破壊電圧:25V 連続ドレイン電流:11.3A 許容損失:1.95Wですが、[[BR]] 基板の配線の都合と安全を考慮してFETボードの最大定格は電圧:12V、電流:3Aとしています。[[BR]] この拡張基板は外部電源を使用しているのでGPIOタグのVoをHighにする必要はありません。[[BR]] 端子台のVDDに外部電源の+、GNDに外部電源の-を接続してください。[[BR]] 端子台の+と-に負荷を接続してください。電流は+から-の向きに流れます。[[BR]] サンプルレシピ[[BR]] 電源にDC5V出力のACアダプタを取り付け、LEDバックライトと抵抗を接続しました。 [[Image(2400_5.PNG,400)]] ・Buttonタグを押すたびに接続したLEDの明るさが交互に変わります。 [[Image(2400.gif,400)]] = [https://www.switch-science.com/catalog/2502/ ・モータドライバ] = [[Image(2502_1.jpg,300)]] モータドライバは小型のDCモータをコントロールするためのGPIOタグ用拡張基板です。[[BR]] 基板の他にDCモータとモータ用の電源が必要です。[[BR]] モータ用電源は最大DC11 Vまで、モータに流せる電流は連続2.4 Aまでです。[[BR]] VMとGNDと書かれたピンがモータ用電源接続端子、OUT1 OUT2と書かれたピンがモータ接続端子です。[[BR]] MESH GPIOタグのDOUT3でモータの回転方向、PWMでモータの回転速度をコントロールできます。[[BR]] モータドライバICに給電するためにGPIOタグのVoをONにする必要があります。[[BR]] サンプルレシピ[[BR]] Buttonタグでモータドライバの電源をONにして、Moveタグの姿勢でモーターの回転方向を切り替えます。[[BR]] [[Image(IMG_0174.PNG,400)]] [[Image(MESH_GPIO_MOTOR_3.JPG,400)]] = [https://www.switch-science.com/catalog/2501/ ・タッチセンサ] = [[Image(2501_1.jpg,300)]] 指で基板に触れたことをトリガにできる拡張ボードです。基板中央の丸の部分に触れてください。[[BR]] MESH GPIOタグのVo GND DIN1 DIN2ピンを使用します。[[BR]] タッチセンサICに電源を供給するためVoをONにする必要があります。[[BR]] DIN1とDIN2はそれぞれタッチされるとLOW→HIGHとなります。[[BR]] DIN1は基板に触れられた時に反応しますが、DIN2は基板に指が接近すると反応します。[[BR]] 基板に直接触れる場合はDIN1を、薄手の障害物(木板等)越しにタッチしたい場合はDIN2を使用してください。[[BR]] 木板、アクリル板等に貼り付ける場合は、取り付けた後に電源を入れてください。[[BR]] ショートジャンパSJ1をカットして、SJ1の隣のパッドに別のアンテナを取り付けることができます。[[BR]] たとえば、ワイヤーをはんだ付けした場合、ワイヤーに触れると反応するようになります。[[BR]] サンプルレシピ[[BR]] 基板に直接触ったときにベルの音が鳴ります。[[BR]] [[Image(IMG_0181.PNG,400)]] 数ミリの厚さのアクリル板などにタッチセンサを取り付けて、アクリル板越しにタッチするとベルが鳴ります。[[BR]] [[Image(IMG_0182.PNG,400)]] = [https://www.switch-science.com/catalog/3437/ ・USBパワースイッチ] = MESH GPIOタグでUSB電源のON/OFFを制御するモジュールです。MESH GPIOタグのVoピンとUSBの5V出力が連動します。[[BR]] USBタイプの扇風機や、LEDライトなどのON/OFFができます。このモジュールの他に大元の電源となるUSB電源と[https://www.switch-science.com/catalog/1035/ micro USBケーブル]が必要です。[[BR]] このモジュールから出力可能な電流値は最大で1Aです。[[BR]] = [https://www.switch-science.com/catalog/3438/ ・Groveボード] = [[Image(3438.JPG,300)]][[BR]] GROVEシステムのデバイスを使用するためのボードです。[[BR]] CN1~4の4つのグローブコネクタがありますが、それぞれすべて役割が異なります。[[BR]] - CN1 デジタル入力用 : MESH GPIOのDIN1とDIN2が割り当てられています。 - CN2 アナログ入力用 : MESH GPIOのAINが割り当てられています。(デジタル入力のDIN3も割り当てられています。) - CN3 デジタル出力用 : MESH GPIOのDOUT1とDOUT2が割り当てられています。 - CN4 PWM出力用 : MESH GPIOのPWMが割り当てられています。(デジタル出力のDOUT3も割り当てられています。) [[BR]] 残念ながらすべてのGROVEモジュールを接続することは出来ません。動作電圧が5Vのタイプ、I2CやUARTの通信で動作するタイプのモジュール等、接続できないものがあります。[[BR]] モジュール用の3.3Vの電源はMESH GPIOのVoを利用していますので、必ずVoの出力をHIGHに設定してください。[[BR]] [[Image(805.jpg,150)]][[BR]] 例えば、[https://www.switch-science.com/catalog/805/ GROVE ボリューム]は3.3Vから動作するアナログ出力のモジュールですので、CN2に接続すれば使用可能です。信号はAINに接続されます。[[BR]] [[Image(801_1.jpg,150)]][[BR]] [https://www.switch-science.com/catalog/801/ GROVE ボタン]は3.3Vでも動作するデジタル出力のモジュールなので、CN1に接続すれば使用可能です。ボタンはDI1に接続されます。[[BR]] [[Image(1254.jpg,150)]][[BR]] [https://www.switch-science.com/catalog/1254/ GROVE LED]はCN3,CN4に接続して使用可能です。CN3に接続した場合はDOUT1を使ってLEDのON/OFFができます。CN4に接続した場合はPWMピンに接続されるので明るさの調整が可能です。[[BR]] 例にあげたGROVEモジュールを使ったレシピのサンプルです。CN1にボタン、CN2にボリューム、CN4にLEDを接続しました。[[BR]] ボリュームを回して電圧が1Vを下回るとベルの音がなり、ボタンを押すとLEDが点灯し、放すとLEDが消灯します。[[BR]] [[Image(3438_2.PNG,400)]][[BR]]