wiki:ssciPCB-gerber

Version 3 (modified by asagi, 8 years ago) ( diff )

--

ガーバーデータの書き出し方(Eagle編)


このページでは、Eagleで設計したアートワークをスイッチサイエンスPCBの仕様に合ったガーバーデータとして書き出す方法について説明します。


1. Eagleのデータについて

Eagleでプロジェクトは、回路の設計を行う「.sch」ファイルと基板上の部品配置や基板の形などを設計する「.brd」ファイルのふたつのファイルから構成されています。brdファイルを基板製造機が読めるフォーマットに変換したものがガーバーデータです。スイッチサイエンスPCBでは、RS-274xフォーマットを採用しています。

ガーバーデータを書き出すために必要なファイルが技術ガイドのページからダウンロードできるCAMプロセッサです。

.schファイルの様子
.brdファイルの様子

2. ガーバーデータの書き出し方法

  1. 次のふたつのファイルを用意してください。


  • DRCが通っているbrdデータ
  • スイッチサイエンスPCBが配布してるCAMプロセッサ


  1. brdデータをEagleで開いてください。

画像リンク

  1. File>CAM Processorから、CAMプロセッサを開いてください。

画像リンク

  1. Process Jobをクリックしてください。

このCAMプロセッサはスイッチサイエンスPCB用に設定されているので、設定を変更する必要はありません。

  1. 出力されたファイルから、スイッチサイエンスPCBに必要なファイルのみZIPファイルで固めてください。

スイッチサイエンスPCBで基板を製造する際に必要なファイルは以下の8種類(4層基板の場合は10種類)です。

  • トップレイヤの名前:pcb_name.GTL
  • 2層目の名前:pcb_name.GL2(4層基板のみ)
  • 3層目の名前:pcb_name.GL3(4層基板のみ)
  • ボトムレイヤの名前:pcb_name.GBL
  • 表面のソルダレジスト:pcb_name.GTS
  • 裏面のソルダレジスト:pcb_name.GBS
  • 表面のシルク:pcb_name.GTO(表面にシルクを入れない場合も、このファイルは必要です。)
  • 裏面のシルク:pcb_name.GBO(裏面にシルクを入れない場合も、このファイルは必要です。)
  • ドリルデータ:pcb_name.TXT
  • 基板外形:pcb_name.GMLまたは.GKO(弊社のCAMプロセッサを使用した場合は、拡張子が.GKOのファイルが作成されます。)


  1. スイッチサイエンスPCBで注文する


Attachments (6)

Download all attachments as: .zip

Note: See TracWiki for help on using the wiki.