= Arduino Leonardoで遊んでみる = Arduino Leonardoをついに入荷したので、張り切って遊んでみました! Arduino Leonardoと今までのArduinoとの最大の違いは、USB通信の部分です。これまでのArduinoボードでは、USB接続を制御する用と、Arduinoを動かす用に別々のマイコンを搭載していました。Leonardoでは一つのマイコンでUSB通信の制御も、Arduino本体の動作の制御も行っています。 ざっくり言うと、マウスやキーボードの用に振る舞うことができるのです。 というわけで、マウスポインタをぐるぐるまわすスケッチで遊んでみました(通称「ぐるぐるマウス」)。 === 準備する物 === 1. Arduino Leonardoのボード 1. Arduino IDE 1.0.1をインストールしたパソコン 1. マイクロUSBのB端子を持つケーブル 以下のスケッチをコピペして、今までのArduinoと同じように、Arduinoに書き込んで下さい。 {{{ #!C int phase =0; int full =100; int radius =100; int delay_msec =2; int x = radius; int y =0; void setup() { } void loop() { ++phase; phase %= full; double th =3.141592*2* phase / full; int xx = radius * cos(th); int yy = radius * sin(th); Mouse.move(xx - x, yy - y, 0); x = xx; y = yy; delay(delay_msec); } }}} アップロードが終わったら、マウスポインタが勝手にぐるぐる回り始めます。ちょっと迷惑かもしれないですね笑 == 違うスケッチを書き込むには == 上のスケッチを書き込んだArduino Leonardoをパソコンに接続すると、マウスポインタがぐるぐるぐるぐる回り続けてちょっと迷惑なので、違うスケッチを書き込みたくなると思います。[[BR]] と言ってもマウスポインタがぐるぐる回って操作しにくいので、Arduino Leonardoについているリセットボタンを使います。 1. Arduino Leonardoを、パソコンから抜きます。そうしないと、何も作業できないですからね。 1. 違うスケッチを用意します。Arduino IDEに付属している、何かの例でいいでしょう。 1. Arduino Leonardoを、もういちどパソコンに接続します。 1. Arduino Leonardoのボードの左上にあるリセットボタンを押し、押し続けた状態でArduino IDEの「マイコンボードに書き込む」ボタンをクリックします。 1. Arduino IDEのステータスバーに「マイコンボードに書き込んでいます…」と表示された後にリセットボタンから指を離して下さい。 これで、スケッチの書き込みは完了です。