= Arduinoイーサネットシールド = [http://arduino.cc/en/Main/ArduinoEthernetShield 原文はこちら] [[Image(http://arduino.cc/en/uploads/Main/ArduinoEthernetShield.jpg)]] ダウンロード:[http://arduino.cc/en/uploads/Main/arduino-ethernet-shield-schematic.pdf 回路図] [http://arduino.cc/en/uploads/Main/arduino-ethernet-shield-reference-design.zip EAGLEファイル] Arduinoイーサネットシールドは、Arduinoボードをインターネットに接続します。 [http://www.wiznet.co.kr/en/pro02.php?&page=1&num=25 WIZnet社のW5100イーサネットチップ] ([http://www.wiznet.co.kr/rg4_board/down.php?&bbs_code=en_pds_1&bd_num=15828&key=0&mode=down データシート]) を使用しています。 WIZnet W5100に内蔵されたネットワークスタック(IPスタック)は、TCPおよびUDPの両方を取り扱うことができます。 TCPおよびUDPによる接続は、一般的な「ソケット」の形で抽象化されており、同時に使用できるソケットの数は4個までです。 [http://arduino.cc/en/Reference/Ethernet Arduinoイーサネットライブラリ]を使って、このシールド経由でインターネットに接続する機能を持つスケッチを書くことができます。 イーサネットシールドとArduinoボードとの接続には、本来はワイヤ・ラッピング用である足の長いピンソケットを使用して、Arduinoボード上のシールド用ソケットを再現しています。もちろん、ピンの配置はArduinoそのものなので、Arduinoボードの上に装着したイーサネットシールドに、さらに別のシールドを積み重ねることができます。 イーサネットシールドの制御のために、ArduinoのデジタルI/OのSPI用ピン、つまり11番、12番、13番を使用します。 これらのピンは、通常のI/Oの目的に使用することはできません。 標準的なRJ45のイーサネットジャックを搭載しています。 イーサネットシールド上のリセットボタンを押すと、W5100およびArduinoボードの双方をリセットします。 シールド上には、以下のLEDを搭載しています。 * '''PWR''':Arduinoボードおよびイーサネットシールドの電源が入っていることを示します。 * '''LINK''':LANに接続されていることを示します。データを送受信すると点滅します。 * '''FULLD''':LANとの接続が全二重接続(フル・デュプレックス)であることを示します。 * '''100M''':LANとの接続が100Mbpsの場合に点灯、10Mbpsの場合は消灯します。 * '''RX''':LANからデータを受信すると点滅します。 * '''TX''':LANにデータを送信すると点滅します。 * '''COLL''':LAN上で衝突(コリジョン)が発生すると点滅します。 「INT」のソルダージャンパをショートすると、W5100からArduinoボードに対してデータの受信等のイベントを通知することができます。 しかし、この機能は、現行のイーサネットライブラリではサポートしていません。 このジャンパは、ArduinoボードのデジタルI/Oの2番に接続してあります。 シールド上のSDカードスロットは、Arduinoのソフトウェアではサポートしていません。 参考:[http://arduino.cc/en/Guide/ArduinoEthernetShield getting started with the ethernet shield] [http://arduino.cc/en/Reference/Ethernet Ethernet library reference]