Changes between Version 2 and Version 3 of HiKeyQuickStartGuide


Ignore:
Timestamp:
Jan 11, 2016 5:49:25 PM (8 years ago)
Author:
ytsuboi
Comment:

--

Legend:

Unmodified
Added
Removed
Modified
  • HiKeyQuickStartGuide

    v2 v3  
    1010 7. 2mmピッチ ジャンパーピン[[BR]]HiKeyにOSを書き込むために使います。
    1111
     12    [[Image(http://www.lemaker.org/Public/uploads/product/2015/1225/567cbed71e66e.png)]]
     13
    1214== 2. OSインストールの準備 ==
    1315HiKeyを愉しむ前に、OS(オペレーティングシステム)をマイクロSDカードかeMMC NANDフラッシュにインストールしなければなりません。DebianはマイクロSDカードとeMMC NANDフラッシュのどちらにもインストールすることができますが、Androidは今のところeMMC NANDフラッシュにのみインストールすることができます。下記の説明は、Linuxマシンを使って、マイクロSDカードやeMMC NANDフラッシュにOSイメージを書き込む方法です。
    1416
    1517=== 2.1 OSイメージのダウンロード ===
    16 '''リリース版'''のOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/debian/latest/  96Boards Builds]からダウンロードすることができます。また、書き込みツールとブートローダは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/binaries/latest/]からダウンロードすることができます。[[BR]]
     18'''リリース版'''のDebianのOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/debian/latest/  96Boards Builds]からダウンロードすることができます。Android Open Source ProjectのOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/aosp/latest/  96Boards Builds]からダウンロードすることができます。また、書き込みツールとブートローダは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/binaries/latest/]からダウンロードすることができます。[[BR]]
    1719'''注:リリース版は安定版ですが、スナップショット版は安定していません。リリース版を使う事を推奨します。'''
    1820
     
    6062
    6163'''ステップ4:''' 書き込み環境の確認
    62 1. '''hisi-idt.py'''と、'''l-loader.bin'''が必要です。
     641. '''hisi-idt.py'''と、'''l-loader.bin'''が必要です。[[BR]]
     65    書き込みツールとブートローダは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/binaries/latest/]からダウンロードすることができます。
    63662. 次のコマンドを実行し、HiKeyがLinuxに認識されていることを確認します。
    6467{{{
     
    8891
    8992== 3. Debianのインストール ==
     93DebianのOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/debian/latest/  96Boards Builds]からダウンロードすることができます。
     94
    9095'''Debianの場合の、HiKeyのブートシーケンス'''[[BR]]
    9196eMMCブート: DebianをインストールしたSDカードを挿入しない場合、HiKeyはeMMCからブートします。[[BR]]
     
    97102
    98103=== 3.1 eMMCへの書き込み ===
    99 '''ステップ1:''' ブートローダの書き込み(通常は、HiKeyボードにはブートローダが書き込み済みで出荷されています。このため、インストールの必要はありません。)[[BR]]
     104'''ステップ1:''' ブートローダの書き込み(通常は、HiKeyボードにはDebianのブートローダが書き込み済みで出荷されています。)[[BR]]
    1001051. ''' fip.bin'''と、'''ptable-linux-8g.img'''と、'''nvme.img'''がある事を確認します。[[BR]]
    1011062. HiKeyの電源を入れ、Linuxで次のコマンドを実行して、疎通を確認します。
     
    164169
    165170== 4. Androidのインストール ==
     171Android Open Source ProjectのOSイメージは、[https://builds.96boards.org/releases/hikey/linaro/aosp/latest/  96Boards Builds]からダウンロードすることができます。
     172
     173'''ステップ1:''' ブートローダの書き込み(通常は、HiKeyボードにはDebianのブートローダが書き込み済みで出荷されています。)[[BR]]
     1741. ''' fip.bin'''と、'''ptable-aosp-8g.img'''と、'''nvme.img'''がある事を確認します。[[BR]]
     1752. HiKeyの電源を入れ、Linuxで次のコマンドを実行して、疎通を確認します。
     176{{{
     177sudo fastboot devices
     178}}}
     179    うまく疎通ができていれば、「0123456789abcdef fastboot」と表示されます。
     1803. 次のコマンドで、HiKeyのeMMCに、パーティションテーブルとブートローダ、必要なファイルを書き込みます。
     181{{{
     182sudo fastboot flash ptable ptable-aosp-8g.img
     183sudo fastboot flash fastboot fip.bin
     184sudo fastboot flash nvme nvme.img
     185}}}
     186
     187'''ステップ2:''' カーネルイメージの書き込み
     1881.  '''boot_fat.uefi.img.tar.xz'''がある事を確認します。次のコマンドを実行し、ファイルの解凍を行います。
     189{{{
     190tar -Jxf boot_fat.uefi.img.tar.xz
     191}}}
     1922. HiKeyの電源を入れ、Linuxで次のコマンドを実行して、疎通を確認します。
     193{{{
     194sudo fastboot devices
     195}}}
     196    うまく疎通ができていれば、「0123456789abcdef fastboot」と表示されます。
     1973. 次のコマンドで、カーネルイメージを書き込みます。
     198{{{
     199sudo fastboot flash boot boot-fat.uefi.img
     200}}}
     201
     202'''ステップ3:''' ファイルシステムの書き込み
     2031. ''' cache.img.tar.xz'''と、'''system.img.tar.xz'''と、'''userdata-8gb.img.tar.xz'''がある事を確認します。次のコマンドを実行し、ファイルの解凍を行います
     204{{{
     205tar -Jxf cache.img.tar.xz
     206tar -Jxf system.img.tar.xz
     207tar -Jxf userdata-8gb.img.tar.xz
     208}}}
     2092. HiKeyの電源を入れ、Linuxで次のコマンドを実行して、疎通を確認します。
     210{{{
     211sudo fastboot devices
     212}}}
     213    うまく疎通ができていれば、「0123456789abcdef fastboot」と表示されます。
     2143. 次のコマンドで、カーネルイメージを書き込みます。
     215{{{
     216sudo fastboot flash cache cache.img
     217sudo fastboot flash system system.img
     218sudo fastboot flash userdata userdata-8g.img
     219}}}
     220
     221これで、eMMCにAndroidを書き込むことができました。いちどDCジャックを抜いてHiKeyの電源を切りましょう。[[BR]]
     222ジャンパ2をショートしていたジャンパピンを取り外し、HDMIケーブルでHiKeyとディスプレイを接続します。電源を入れると、AndroidがeMMCから起動します。