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| 3 | = ディスクがどんどん減っていく = |
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| 5 | Edisonのルートパーティションは512Mしか無いので、どんどん場所が無くなる。 |
| 6 | * `opkg`のカタログデータがそこそこでかい。初めて「`opkg update`」コマンドを実行すると8Mくらい使う。 |
| 7 | * `opkg`で何かインストールすると、そのぶん使う。 |
| 8 | * `journald`によるログが、なんだか増えていく。 |
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| 10 | `journald`は、ファイルシステムの容量を把握し、残容量を監視しながら適切にログを削除してくれるはず。 |
| 11 | デフォルトで、ファイルシステムの10%以下、残容量の15%以下。 |
| 12 | ところが、どうも、「`/var/log/journal`」以下のファイル容量が増えていってしまうことがある。 |
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| 14 | {{{ |
| 15 | root@edison:~# journalctl --disk-usage |
| 16 | Journals take up 5.8M on disk. |
| 17 | root@edison:~# du -s /var/log/journal/ |
| 18 | 11896 /var/log/journal/ |
| 19 | }}} |
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| 21 | このように、`journald`が把握しているログ容量と、実際に使っているディスク容量が違うことがある。 |
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| 23 | == 原因はファームウェア更新 == |
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| 25 | 原因は、ファームウェアの更新。 |
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| 27 | 「`/var/log/journal`」の下には、`journald`の管理しているマシンのIDを名前としたディレクトリが有り、その中にログが保存される。 |
| 28 | ファームウェアを更新するとマシンのIDが変わり、ログを保存するディレクトリが変わるのに、以前のディレクトリがそのまま残る。 |
| 29 | このせいで、ファームウェアの更新を繰り返していると、ディスクが余計に減ってしまう。 |
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| 31 | == 対策 == |
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| 33 | ファームウェアの更新時、「`reboot ota`」コマンドを実行する直前に「`rm -rf /var/log/journal/*`」を実行すればよい。 |
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| 36 | 2014/11/6 |