wiki:startup-nekoboard2

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nekoboard2をはじめよう

スクラッチを使って簡単なプログラミングをし、nekoboard2(ネコボード2)を繋いでスライダーや音や光に合わせて絵を動かして見ましょう。

スクラッチとは

スクラッチとは子供用に開発されたプログラミング言語、環境です。公式ページも御覧下さい。

スクラッチのバージョンについて
2016/04/15現在、スクラッチには1.4と2.0の二つのバージョンがあります。大きな違いはバージョン1.4はパソコンにインストールしてプログラミングを行うのに対して、バージョン2.0はブラウザ上でプログラミングができる点です。もう少し簡単に言うと、作った作品を自分のパソコンに保存するのが1.4、インターネット上に保存するのが2.0です。バージョン2.0ではインターネットにつながってさえいればすぐにスクラッチを動かしてプログラミングを行うことができます。また、バージョン2.0でもインターネットに接続しないで開発が行えるOffline Editorもあります。

ここではバージョン2.0を使って説明を進めていきます。バージョン1.4を使いたい場合はこちらを御覧下さい。

nekoboard2

nekoboard2は、光や音などの周りの環境やボタンが押された、スライダーが動かされたといった情報をコンピュータに伝えるボードです。商品ページはこちらです。

必要なもの

・Adobe Flash Player version 10.2以降、及びChrome 7以降/Firefox 4以降/Internet Explorer 7以降のWebブラウザがインストールされているPC。
nekoboard2
マイクロB端子を持つUSBケーブル

できあがるもの

nekoboard2のスライダーを左右に動かすと、ディスプレイ上の猫の足がばたばたします。

手順

1.nekoboard2をマイクロUSBケーブルでコンピュータにつなげます。

2.nekoboardとコンピュータの通信準備をします。

a.ブラウザ(ここではChromeを使います。)を起動して、 https://scratch.mit.edu/ にアクセスします。「Scratchに参加しよう」からアカウント登録を行うと自分の作品を保存することが出来ますが、ここでは登録せずに「やってみる」をクリックします。

b.次のような画面が表示されます。

c.スクリプトタブの中の「その他」を選択して、「拡張機能を追加」をクリックします。

d.「PicoBoard」を選択してOKボタンを押します。

e.「Extension Problem」というウィンドウが開きますのでOKを押して消しましょう。PicoBoard用のブロックが新たに表示されていますが、PicoBoardの横の丸が赤になっているはずです。このままだとnekoboard2とコンピュータは通信ができません。

  1. PicoBoardの名前部分をクリックして「説明 PicoBoard extension...」をクリックします。

g.すると右側に「Install the Plug-In]という項目が現れますので、その中の「Extensions」をクリックします。

h.次に使っているOSとブラウザの種類に該当する項目をクリックします。今回はOSはWindows 7、ブラウザはChromeを使っているので、下図の赤枠をクリックします。

i.「ScratchDevicePluginChrome.msi」というファイルがダウンロードされますので、実行してプラグインをインストールします。



j.インストールが終わったら、一度ブラウザを閉じて再起動します(若しくは更新)。すると『「Scratch Device Plugin Helper」が追加されました』というメッセージが出ますので、「拡張機能を有効にする」を選択してください。その後もう一度ブラウザを閉じて再起動します(若しくは更新)。

  1. 2-c,2-dでやったように、「その他」「拡張機能を追加」「Picoboard」を選択しましょう。すると今度は赤だった丸が緑色になって、nekoboard2の基板を見てみると黄緑色のLEDがピカピカと点滅しているはずです。これでnekoboard2とコンピュータで通信ができるようになりました。いよいよ次はプログラミングです。

3.スクラッチでプログラミングします。

まずスクラッチの構成を確認しましょう。

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