= Arduino Yúnの改変の内容 = メーカーが工事設計認証を取得したため、日本国内でも問題なく無線LANを使う事ができるようになりました。[[BR]] [https://www.switch-science.com/catalog/2210/ 販売中]です。[[BR]] (2015/03/09 追記) [http://arduino.cc/en/Main/ArduinoBoardYun Arduino Yún]が発売されました。 Arduino Leonardoに相当した回路に加えて、なんとLinuxが載っているという、ちょっと不思議な製品です。 このLinuxの部分を使って、無線LANや有線LANと接続しようという事を意図しています。 また、Arduinoではできない、ちょっと複雑な処理や通信をやらせる事もできます。 残念なのは、無線機能の部分について、日本の総務省の認定(技術適合認証等)を取得していない事です。 つまり、日本国内では、無線LANの電波を発射すると犯罪になります。 Arduino Yúnの無線LANの部分だけをオフにする事は、簡単にはできません。 メカニカルなスイッチでオフにできたらどんなによかった事か。残念でなりません。 そこで、当社では、Arduino YúnのLinux内のごく一部だけを改変し、無線LANがオンにならないようにしてから販売しています。 以下には、その改変の内容をまとめておきます。 * 無線LANをオンにするプログラムを削除し、機能しないようにしました。 * 何らかの問題で無線LANがオンにならなかった時に、1分後に再起動する機能がありますが、この機能が動作しないようにしました。 * 無線LANの動作に応じて青LEDが点滅する機能がありますが、代わりに、起動が完了したら青LEDが点灯するようにしました。 * 「WiFiリセット」ボタンを30秒以上押すと内容を工場出荷状態に戻す機能がありますが、これでも上記の変更が元に戻らないようにしました。 [https://gist.github.com/sgk/6596426 技術的な事については、このページを参照してください。] このページは、改変の内容を明示し、これ以外の余計な改変を行っていない事を示すのが目的です。 改変を元に戻してしまうと、電波が発射されてしまいます。 不用意に電波を発射すると、日本国内の法律に違反してしまい、法律に基づいて罰される事にご注意ください。 ''(2013/9/20 - sgk)''