| 30 | ベタアースを生成するには、 |
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| 32 | 1. 生成したい範囲にポリゴンを描く。 |
| 33 | 1. ポリゴンにGNDという名前を付ける。 |
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| 35 | とする。 |
| 36 | 以後、「Ratsnest」コマンドを実行すると、ベタアースの形状が計算されて画面に表示される。 |
| 37 | 配線を描き直してもベタアースは自動的には再描画されない。何が何だかわからなくなる。 |
| 38 | こんなときも、「Ratsnest」コマンドで再描画する。 |
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| 40 | ベタアースを一時的に消したい場合は、 |
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| 42 | * ベタアースの外形のポリゴンを「Ripup」する。 |
| 43 | 意味的に「Ripup」とは違う気がするが、そうなってる。 |
| 44 | * たいてい、同じ場所に表裏のベタアースのポリゴンを置いているので、選ぶのはちょっと面倒。 |
| 45 | 「Ripup」→「左クリック」→「左クリック」→「左クリック」→「右クリック」→「左クリック」。 |
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| 47 | なんだけど、「Ratsnest」のたびにベタアースが表示されてしまってうざい場合は、 |
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| 49 | * メニューの「Options」→「Set」の、「Misc」タブの、「Ratsnest processes polygons」のチェックをオフにする。 |
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| 51 | です。 |
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| 53 | == レジストがビアを避けてしまいます == |
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| 55 | ハンダ付けするわけでもないのに、レジストがビアを避けてしまいます。 |
| 56 | 上に水晶とかUSBコネクタとかがあったら気持ちが悪いなあ。 |
| 57 | という場合には…。 |
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| 59 | デザインルールの「Masks」タブに「Limit」という項目があります。 |
| 60 | ここに指定した大きさよりも大きなビア(ビアの穴の直径で判定)がある場合、レジストはそのビアを避けます。 |
| 61 | 当然、ここに「ゼロ」を指定していると、全てのビアをレジストが避けます。 |
| 62 | ここに「0.4mm」とか適当な値を指定すると、小さなビアはレジストが被覆します。 |
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| 64 | 一般論ですが、ビアをレジストで被覆するかどうかは賛否有るようです。 |
| 65 | ビアにレジストをかぶせると、ビアの穴の中にレジストが入り込み、 |
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| 67 | * ビアの中に泡ができた場合、その後のリフロー工程で熱膨張ではじける |
| 68 | * レジストの残留物がビアのスルーホールを酸化させる |
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| 70 | などといった恐れがあるそうです。 |
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| 72 | ''(2008/9/28 - sgk)'' |
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