MAX31855 K型熱電対温度センサ 5V版(SPI接続)
- このページは5V版について説明しています。3.3V版もあります。
- 作り方の説明はこちら。 MAX6675,MAX31855 3.3V版/5V版 共通
- 使うためのスケッチはこちら。 MAX31855 3.3V版/5V版 共通
- キットとして販売しています。 3.3V版 5V版
K型熱電対を使用した温度計モジュール。SPIでつなぎます。
- 冷接点補償はチップに内蔵
- -200℃~+1350℃の測定が可能
- -200℃~+700℃の温度範囲で±2℃の熱電対精度
- 分解能は0.25℃
- 電源電圧5V(チップの動作電圧は3.3V)
MAX31855は電源電圧が3.3Vなので(MAX6675は5Vでした)、基板上に電源と信号の電圧変換回路を搭載しました。そのためArduino UNOや Arduino Duemilanoveなどにそのまま使えます。
熱電対は比較的熱容量が小さいので、温度変化の検出が早いです。 常温程度の温度をモニタしていても、案外面白いです。
概要
- K型熱電対を使用(接続はミニチュアコネクタ)
- マイコンとはSPI接続(読み出しのみ)
- Maxim社のMAX31855を使用。
特徴
いい点:
- 冷接点補償はチップに内蔵
- -200℃~1350℃の広範囲を測定
悪い点:
- 0.25℃刻みなのがちょっと粗い。
- 常温付近では相対的に誤差が大きい。
用途
- ハンダごてのコテ先温度計
- なんちゃってリフロー
- 恒温槽
- 各種実験
回路図
オープンソースだなんてほどのことはありません。
電源や信号の電圧を変換する回路が増えたので、だいぶ回路規模が大きくなりました。
キット販売中
キットとして販売中です。
変換回路がなく、3.3Vマイコンで使いやすい3.3V版も販売中です。
熱電対レセプタクルのハンダ付けには、太いコテ先とワット数の大きなハンダごてがないと難しいかもしれません。
内容物:
- ボード(Maxim MAX31855 周辺回路 搭載)
- K型熱電対専用レセプタクル基板直付け用(ミニチュア)
- ピンヘッダ6ピン
- K型熱電対(安物なので高温だと被覆が燃えます)
(2009/4/5 - original text for MAX6675 kit by sgk)
(2012/2/15 - modified for MAX31855 kit by maris)
(2013/2/7 - modified for MAX31855 kit by ohki)
(2013/5/14 - modified by maris)
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9 years ago
Last modified on Jun 10, 2015 10:39:07 AM
Attachments (4)
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Note:
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